読むべき本、見逃していない?

「アエラ」表紙にモデルの冨永愛さん登場

アエラ(2021年3月1日号)

 2月22日発売の「アエラ」(2021年3月1日号)の 表紙を飾るのは、モデルの冨永愛さん。 昨年、10年ぶりにパリコレへの復帰を果たし、俳優としてドラマにも出演、自著を出版したり絵本の翻訳を手がけたりするなど、活躍の幅を広げている。表紙撮影では、真っ白なセットの中に立ってポーズを取り始めたとたん、スタジオ全体の空気を完全に支配。ギャラリーからはため息が漏れた。インタビューでは、コロナ禍で変わったこと、チャンスが来たらいつでもつかめるようにしておくための「体のメンテナンス」、社会貢献活動に取り組む理由などについて話している。

池上彰さんとヤマザキマリさんが対談

 巻頭特集は、ジャーナリストの池上彰さんと漫画家のヤマザキマリさん が、コロナ禍をどう生きて行くかについて語り合う対談。「世間体の戒律から自由になる」「知的怠惰に陥らない」「自分の言葉を心から伝える」など、明日の見えない日々を生きて行くための「座標軸」となるような言葉が次々に語られた。

 大学生活は自粛一色なのに、感染を拡大させる 「悪者」のように言われる若者たちの報われない思いにもフォーカス。彼らが抱える虚しさの背景にある 国や自治体のコミュニケーション不足、若者たちの間で進む「孤立化」を読み解き、第2の「ロストジェネレーション」を生まない方法を専門家とともに考えている。

「森発言を超えていく」特集も

 「森発言を超えていく」と題した第2特集では、女性差別にノーを言い続けてきた ジャーナリストの伊藤詩織さん、アクティビストの石川優実さん が、今回の森喜朗氏の発言を巡る一連の動きから日本社会の変化を語り合う対談が実現。社会と性を巡るモヤモヤがクリアになる25冊の本をピックアップしたブックガイド、いまも多くの職場に残る「森発言」に通じる空気を取材したルポとともに、日本の「ジェンダー平等」の現在地を示している。

 この号には、主演舞台の開幕を控えた 生田斗真さんのインタビュー も掲載した。コロナ禍に、俳優という職業を見つめ直したと話す生田さん。不要不急という言葉の中に自分たちも入っているのだと思う一方で、「いや、でも絶対"不要"じゃねえよな、という気持ちもあって」と率直な思いを吐露する場面もあった。言葉の一つ一つに、俳優という職業への強い思いがにじんでいる。

  • 書名 アエラ(2021年3月1日号)
  • 出版社名朝日新聞出版
  • 出版年月日2021年2月22日
  • 定価本体364円+税

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