NyAERA2021
2月22日は「猫の日」。猫好きの方には常識かもしれないが、222(にゃん・にゃん・にゃん)にちなんで1987年に制定されたのだそうだ。
そんな猫好きに贈る猫マガジン「NyAERA」(朝日新聞出版)が今年も発売された。ニュース情報誌「AERA」が1冊丸ごと猫化した臨時増刊号だ。名物の1行コピーも「コロナに負けニャいディスタンス」とすっかり猫化している。
表紙は動物写真家・岩合光昭さんが撮影した「役者猫」のベーコン。桜を背景に凛とした表情が印象的だ。ベーコンへのメッセージを語る岩合さんの特集も掲載されている。
巻頭特集は「運命の猫/猫との出会いが人生を変えていた」。仲良くなった猫たちのために「癒し課」を設立した印刷会社、猫社員のいるIT企業、銭湯のトタン屋根の上に現れたトタン、猫ながらお遍路を結願したこよみとゆき、保護主に家を買わせたまりもなど、猫と人間の出会いをテーマにした物語が多数収録されている。
注目は、「猫と感染症」の特集だ。猫風邪、猫パルボ、猫エイズ、猫白血病など、猫にもウイルス性の感染症がある。さらに、「新型コロナウィルスは猫には感染しないの?」など、愛猫家なら気になる疑問の数々に、獣医師の石田卓夫先生が回答している。難病FIP(猫伝染性腹膜炎)に「特効薬」が近々登場するという新情報も見逃せない。
岩合光昭さんによるカメラレッスンも収録。猫を撮影する時の心構えから機材と設定まで、猫をかわいく撮るための5つのポイントが解説されている。「ウチの子の愛らしい姿をカメラに収めたいのに、なかなかうまくいかない」という人におすすめだ。
特別付録には、AERA本誌連載でもおなじみの沖昌之さんが撮影した写真が満載の「ニャレンダー」がついてくる。3月から使うことができる。猫たちの多彩な表情が魅力的だ。
年に一度の猫尽くし「NyAERA」第6弾。可愛らしい写真に加え、飼い主にとって役に立つ知識も満載。猫との生活がいっそう楽しくなる一冊だ。
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