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コロナ時代の災害対策。アウトドアの知識を活かして家族を守ろう!

キャンプ×防災のプロが教える 新時代の防災術

   30年以内に都心直下型地震が発生する可能性が高いと言われている。あなたは予測できない災害に耐えることのできる準備をしているだろうか。コロナ禍の状況では、密集を避けるために「分散避難」や「在宅避難」の重要性も唱えられている。

   そんな時に役立つのがアウトドアの知識だ。本書では、「もしも」に備えて、新時代の防災術をキャンプと防災のプロが伝授している。

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画像は、『キャンプ×防災のプロが教える 新時代の防災術』(学研プラス)

   監修は、NHKの『趣味どきっ! 楽しく防災! はじめてのキャンプ』で講師役を務める寒川一(さんがわ・はじめ)さん。アウトドアライフアドバイザーとして、アウトドアの魅力や楽しみ方をはじめ、災害時に役立つアウトドアの知識とスキルを伝える活動を行っている。

   本書のテーマも、「キャンプ・アウトドアの道具とスキルで防災する」ことだ。災害発生時を想定し、在宅でも、避難所にいても、車中泊やテント泊など建物以外の場所にいても、アウトドアの道具とスキルがあれば対応できる。

   ほかにも、備えておきたい非常用の持ち出し品のアップデート情報や、ライフラインが途絶えてしまった時に落ち着いて行動できるように、水の確保、火おこしの方法、キャンプ道具の使い方も伝授。応急手当てや救命救急の基礎知識まで、災害時に必要な知識が網羅されているので、もしものためのこの一冊を、防災グッズの一つとして常備しておきたい。

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画像は、火の起こし方。ライフラインが途絶えた際に必須のスキルだ

   主な内容は下記の通り。

序章 災害時の心構えと備え
1章 水と火の確保
2章 道具とスキル
3章 避難シミュレート
4章 食事のアイデア
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画像は、監修者・寒川一さんの非常用持ち出し品

   防災グッズは、揃えるだけで満足してはいけない。それを使いこなすスキルが必要である。例えば、包丁や工具の代わりになるナイフだが、使い方を間違えると自分や他人に怪我を負わせてしまう惨事になりかねない。本書を読んで、いざという時のために練習しておこう。

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画像は、ナイフの使い方。包丁や工具代わりにもなる

   2011年に発生した東日本大震災から10年の月日が経とうとしている。その間にも、震度5弱レベルの地震は珍しくなくなり、豪雨や台風などの異常気象によっても様々な災害が起こった。今後、いつどこで大災害に見舞われるか分からない状況に備えて、今から自分と家族と、周囲の人たちを守るスキルを身につけておきたい。

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画像は、監修者の寒川一さん


※画像提供:学研プラス

  • 書名 キャンプ×防災のプロが教える 新時代の防災術
  • サブタイトルアウトドアのスキルと道具で家族と仲間を守る!
  • 監修・編集・著者名寒川 一 監修
  • 出版社名学研プラス
  • 出版年月日2021年3月 4日
  • 定価本体1,200円+税
  • ISBN9784058015858

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