新型コロナウイルスのさらなる感染拡大、1都3県に対する緊急事態宣言再発令の動き......。2021年の幕が明け、今年はなるべく穏やかな一年になりますようにと願ったのも束の間、不穏な空気が漂っている。
このような新年のはじまりに、ぜひ読んでおきたい一冊がある。風水の第一人者・Dr.コパさんこと小林祥晃さんの集大成となる本書『運を呼び込む365日の簡単ヒント――Dr.コパのまいにち風水』（学研プラス、2020年12月10日発売）だ。
本書は、書き下ろし二十四節気や日本の伝統行事などをなぞりながら、まいにち手軽にできる身近な風水術を紹介。「1日1風水アクション」で心も人生も前向きになり、運気がアップするという。
「令和の時代は、住まいを清々しく整え無駄なもの、厄を落として運を自分で引き寄せましょう！！」
「一年はだれでも同じ365日（または366日）で冬は寒いし、夏は暑い。そして1日は24時間で、天はみんなに平等です。ぼーっと毎日を過ごすより、本書に従って前向きな日々を送ってください！ 難しいことは書きません。運は自分でつかみとりましょう！」（本書「はじめに」より）
・おせちは伊達巻から食べて金運を上げましょう
・新年にまずすることは、新しい下着にとりかえることです。
・貯蓄を始めるなら、2月17日から！
・桜吹雪を浴びて、年度末の厄落としを
・うまくいかないときは、玄関のたたきを水拭きしましょう etc.
たとえば1月1日の場合、ラッキーフードはおせち、開運アクションは初詣。密を避けるため初詣はこれから、という人は参考になるだろう。
初詣のポイントは「作法をわきまえて参拝すること」。ジーンズやスウェットという「ラフ過ぎるファッションでは失礼」であり、「正装」で出かけることだという。「初詣の衣装を見れば、あなたの本気度が分かるというものです」。正しい参拝の作法も紹介している。
Dr.コパさん直筆のカードは、赤やオレンジ、ピンクや黄色、ゴールドやシルバーなど、さまざまな色の夢の実がどっさりなった、夢を叶える木。切り取って室内に飾れば、運気アップ。どこに飾ってもOKだが、本書とじ込みの「本命星と吉方位表」にある吉方位に飾るとより効果的。上を向いてこの絵を飾り、夢を手に入れよう！
まだまだ先が見通せない日々が続きそうだ。本書にある365日のヒントを参考に、「1日1風水アクション」で自分から運をつかみとっていきたい。
■小林祥晃（こばやし さちあき）さんプロフィール
1947年生まれ。神職（石見一ノ宮物部神社）、一級建築士。日本の風水・家相の第一人者として、日本に古くから伝わる風水をわかりやすく説明。「西に黄色」で一般家庭に絶大な人気を得る。「Dr.コパ」の愛称で知られ、明るいキャラクターと経営者としての成功実績などから、講演会や寄稿の依頼を多数受ける。
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