「フェイスブックの誕生日リマインダーで気づいて慌ててメールしない」
「エスカレーターではイチャつかない」
そんなふうに、日々のモヤモヤを独自のなんちゃってルールで笑い飛ばす。オーストラリアで大人気のコメディアン「キティ・フラナガン」による、本国で15万部超えのベストセラー本が、ついに日本に上陸した。
『自分だけの人生のルール307考えてみた。』(大和書房)が、2020年10月22日に発売された。本書でいう「ルール」は「規則」ではない。周りを少しイラッとさせている人や行動に対して、ユーモラスに、ときに皮肉っぽく突っ込むのだ。
たとえば、こんなルールが紹介されている。
●自分を「ブラックユーモアがある」と言わない
自分で自分のことを「ブラック」と言う人は、自分を興味深い人間に見せようとしているか、自分の言ったことに誰も笑わなかった事実を正当化しようとしている場合が多いのです。「あ、わからない? ぼくはちょっとブラックだからな」と。
●「拡散希望」の要求はしない
わたしは投稿を拡散したいかどうかを自分の意志で決めたいし、そもそもその記事に拡散する価値があるかどうかに基づいて行動したいと思っています。誰かに「この投稿を拡散して!」と頼まれたから拡散するわけではありません。
ユーモアにまじえて、「周りに迎合する必要はない」というメッセージをくれる。
他人の言動にイラっとすることは誰にでもある。しかし、「余計なことかも」とか「大人だから」とあえて指摘せずに済ますことがほとんどだろう。そのせいで、自分の中にモヤモヤがたまるのだが、それをスカッと晴らしてくれる内容だ。
本書のルールを参考に、自分独自のルールを作ってみるのも面白いかもしれない。
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