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写真家・幡野広志さんが撮影した気仙沼漁師カレンダー発売中 エッセイも多数掲載

「まだ暗いうちから漁港にむかう。どうして漁業は朝が早いのだろう。
眠い、眠いだけでなく寒い。今日が気仙沼漁師カレンダーの初日の撮影だ。
これから一年間、季節がかわるたびに気仙沼を訪れて撮影をする。
ぼくは健康体というわけではないので、
最初は撮影をお断りしようかとおもったけど、
漁師の世界を知れることの好奇心のほうがはるかに上回ってしまい、
いま気仙沼で寒さに震えている。」

(「気仙沼漁師カレンダー2021」より一部引用)

 写真家の幡野広志さんは、2017年に多発性骨髄腫という血液のがんを発病し、医師から3年の余命を宣告された。その話をブログに書いたところ、応援の声と一緒にどういうわけか人生相談も多く寄せられたそうだ。webメディア「cakes」では、こたえきれなかった相談に向き合う連載「なんで僕に聞くんだろう。」を毎週更新している。

 そんな幡野さんが、「気仙沼漁師カレンダー」の21年版を撮影した。20年10月2日から発売中だ。

 宮城県気仙沼市を女性目線で全国に発信する「気仙沼つばき会」が企画しているこのカレンダーは、14年から毎年制作されており、今回で7年目となる。

画像は、「気仙沼漁師カレンダー2021」(気仙沼つばき会)
画像は、「気仙沼漁師カレンダー2021」(気仙沼つばき会)

 撮影は19年に4回行われ、「漁師」という人たちの生き様、それを支える人々、そして気仙沼を写真に捉えた。幡野さんの感じた漁師の世界は、どんな形をしているのだろうか。横開きのカレンダーなので、まるで写真集のように見ごたえがある。

画像は、「気仙沼漁師カレンダー2021」(気仙沼つばき会)より(以下、同じ)
画像は、「気仙沼漁師カレンダー2021」(気仙沼つばき会)より(以下、同じ)

 さらに、幡野さん本人によるエッセイも多数掲載。連載「なんで僕に聞くんだろう。」は更新されるたびに大きな反響を呼び、幻冬舎から書籍化もされたが、その著者の文章を、写真とともに味わえる贅沢なカレンダーだ。

胸を打つ作品を毎月楽しめる
胸を打つ作品を毎月楽しめる

 「気仙沼漁師カレンダー」は、気仙沼の漁師たちが勇敢に働く姿を届けることで、漁師の担い手や現地に足を運ぶ人が増えるようにという願いも込められている。

 また、幡野さんは写真をセレクトする際、「沢山のひとを撮影したけど、使用されないことに申し訳なさを感じてしまった」と書いている。まさに「とっておき」が詰まった貴重なカレンダーは、公式サイトから注文できる。


※画像提供:BambooCut

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