歴代4匹の柴犬と、20年以上もともに暮らしてきたイラストレーターの影山直美さん。『柴犬さんのツボ』シリーズなど、自身の経験をもとにしたマンガやイラストエッセイは、柴犬好きから絶大な支持を得ている。
そんな影山さんが、柴犬と暮らすなかで学んだ「自分らしく生きるヒント」を1冊にまとめたのが本書、『読むだけで心がほどける柴犬処方箋』(主婦の友社)だ。
「ガンコ」「ツンデレ」「神経質」「愚直」などといわれる柴犬。だからこそ、飼い主に一途で、自分らしく生きるすべを知っている。
そんな柴犬哲学が、4コマ漫画とイラストで綴られている本書。一部紹介しよう。
1章:ちょっとひと休み
柴犬は気分転換が上手。仕事や家庭などの日常で気疲れしている自分に気づかされる。
2章:モヤモヤしたら
本音ではしたくないけど角を立てないために気持ちを抑えてしまい、モヤモヤ...。そんな時は、やりたくないことはしないけど好きなことは好きという柴犬のガンコさを見習いたい。
3章:自分もまわりも
飼い主に一途な柴犬。だからといって、ベタベタもせず自分に心地いい距離を保つ姿には、「柴距離」という言葉もある。そんな姿から、「自分は自分でいい」「あなたもあなたでいい」と、互いを尊重する気持ちを見出すことができる。
4章:犬と歩けば
毎日、犬とともに同じ道を歩く...。そんな散歩が、変わらぬ日々の幸せや大切な人がそばにいる日常のかけがえのなさを改めて感じる機会となる。
ちょっと気を遣いすぎてしまう人にこそ刺さるメッセージばかり。自分の軸を持つ柴犬の振る舞い方は、私たちが学ぶところも多い。手のひらサイズで、表紙のイラストにも和む。クリスマスや年末に、たいせつな人への感謝を込めて、プレゼントするのもおすすめだ。
■影山直美(かげやまなおみ)さんプロフィール
イラストレーター。2匹の柴犬(こま6歳、ガク3歳)、夫と湘南に暮らす。ほかに、これまでに暮らした柴犬は、ゴン(享年16)、テツ(享年13)。彼らも登場するイラストエッセイや4コマ漫画など多数。著書 :『柴犬さんのツボ』シリーズ(辰巳出版)、『柴犬テツとこまのほほんな暮らし』(ベネッセコーポレーション)、『しば犬こたのしっぽっぽ』(神宮館)、『柴犬のトリセツ』(西東社)ほか。
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