コロナ禍でウイルス関連のビジュアルムックが次々と刊行されている。本書『人類の脅威! 怖いウイルス事典』 (TJMOOK)もその一つ。北里大学の教員陣の監修。新型コロナウイルスを軸に、怖いウイルスの概要を写真、イラスト、地図などを交えながらわかりやすく解説している。
全体は「第1章 徐々に明らかになる『新型コロナウイルス』その全貌」、「第2章 世界を震撼させた!恐ろしいウイルス7種」、「第3章 7つだけじゃない!知っておくべき危険なウイルス」、「第4章 ウイルス以外にもある! 人類の歴史を変えた病原体」に分かれている。
歴史を遡ると、ウイルスによるパンデミックはこれまでも何度か発生し、そのたびに多くの犠牲を払いながら封じ込めてきた。本書は社会を脅かし、多くの人命を奪う怖いウイルスの正体を、過去のパンデミックごとに解説。新型コロナウイルスとの違いを図で示すとともに、ウイルスに立ち向かうための手段を解説している。
本書によれば、致死率が一番高いのは狂犬病ウイルスで100%となっている。日本では1957年を最後に感染の報告はないが、世界では毎年5万9000人が亡くなっているという。
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