「職場の女性のホンネ、わかったつもりになっていませんか?」
そんな問いかけにドキッとした人も多いのではないだろうか。翔泳社から2020年7月13日に発売された『発想の転換で読み解く働く女性のやる気スイッチ 持てる力を120%引き出す並走型マネジメント』は、女性が活躍できる「新しいマネジメント」を提案している。
著者は、社員の平均年齢が27歳、女性が9割というサマンサタバサジャパンリミテッドで執行役員を10年以上務めた、世永亜実(よなが・あみ)さん。
職場の女性が、仕事に「熱くない」ように見える、昇進したがらない、働くママへの配慮が裏目に出ている......など、マネジメント層が頭を悩ませる事象を指摘し、女性が思っていても言わないことを見逃さずにフォローできるポイントを伝授する。
本書では、以下のような気づきを与えてくれる。
「5年後のゴール」よりも「今、目の前にある目標」
「成果を出させる」よりも「成長を実感させる」
「苦手を克服しよう」よりも「得意な人を巻き込もう」
「100点を目指せ」よりも「100点をとろうとするな」
「グイグイ引っ張るリーダー」よりも「並走型リーダー」
「新人は見て学べ」よりも「新人にも出番を与える」
「ミスに気をつける」よりも「ミスを出さない仕組みを作る」
20代は「下積み」よりも「土台作り」
30代は「仕事と家庭のどちらかを優先する」よりも「どちらも欲張りに」
40代は「経験豊富だから本人に任せる」よりも「自分の振り返りをサポートする」
「ママの働きやすさ」よりも「ママを含めた全員が選べる柔軟な働き方」
"やる気スイッチ"を押すポイントは、女性に限らず、新人や若手の育成法、年代別・タイプ別のマネジメントの参考にもなるだろう。部下の考えていることがわからない、なんだかチームの雰囲気が悪いと感じているなら、本書を手に取ってみては。
解決の糸口が見つかるかもしれない。
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