子どもが夜ふかししている......。休校措置や外出自粛による運動不足などで生活リズムが崩れ、そんなシーンに頭を悩ませた人も多いのではないだろうか。
人気の呼吸セラピー絵本「ガストンのきぶんをととのえるえほん」シリーズから、新作『ねむれなかったら やってみて!』『やきもちやいたら やってみて!』(いずれも主婦の友社)の2種が、2020年6月30日に同時発売された。
新刊では、子育ての悩みで多い「寝かしつけ」と「嫉妬心」に注目した。「寝かしつけ」をテーマにした『ねむれなかったら やってみて!』では、子どもが心を落ち着かせるための簡単な5ステップを紹介している。
「読み聞かせで寝かせる」ではなく「子どもが自分から眠る」ことを目指すのが、本書のユニークなところ。
主婦の友社のプレスリリースによると、「遊びたがって寝ようとしない」「寝かしつけに2~3時間かかる」「絵本を何冊読んでも、終わりがない」など、日々の寝かしつけに悩む母親たちに読んでもらったところ、
「寝つきの悪い長男が朝までぐっすり(4歳男の子のママ)」
「1時間以上かかっていた寝る前の読み聞かせが10分に!(3歳女の子のママ)」
「"まほうのはね"、しよう~!と、自らガストンの絵本を持って布団にやってきた(5歳男の子のママ)」
など、多くの反響が寄せられた。
子ども自身が「眠れない」「眠くない」という自分の状態を把握し、気分を切り替える意識をもつことで、感情に振り回されることが少なくなるという。
そして、『やきもちやいたら やってみて!』では、子どもの嫉妬心がテーマに。「弟ができてから、上の子の赤ちゃん返りがひどい」「友だちとケンカばかり......」など、こちらも頭を悩ます人が多い。
3つの呼吸法と、あるあるエピソード満載のストーリーを交えて読み聞かせることで、子どもの心に寄り添い抵抗なく受け入れられるよう工夫されている。
「ガストンのきぶんをととのえるえほん」シリーズは、ユニコーンの子ども・ガストンと一緒に簡単な呼吸法でネガティブな感情を子ども自身でコントロールする方法を学べる、フランス発の絵本だ。世界75カ国で読まれ、その発行部数は80万部を突破。
日本では2019年に3冊が同時発売され、親のみならず、教育関係者の間でも口コミで広がっている。今回の新刊2種を含めて、シリーズ累計15万部を超える人気絵本だ。イライラした気持ちを子ども自身で手放せることを目指す『おこりたくなったら やってみて!』(主婦の友社)は、以前にBOOKウォッチでも紹介している。
2020年7月15日現在、新刊の発売を記念し、主婦の友社公式サイトで「ガストンといっしょにウイルスをふせごう!」ポスター(A4サイズ、A1サイズ)のデザインが無料で配布されている。ガストンのかわいらしいイラストで、感染症の対策法をいつでも復習できる。絵本といっしょにチェックしてみてほしい。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?