自然災害からコロナウイルス感染症まで!「予防・緊急時の行動・被災後の生活」を網羅した防災バイブルが2020年7月11日に発売されている。世界文化社の『もしものときから日常のそなえまで 一家に一冊!防災アイデア手帖』だ。
このところ、毎年のように豪雨災害に襲われ、あらたにコロナウイルスも大流行。日常生活では「新しい生活様式」と呼ばれる感染予防対策が求められるようになっている。本書は災害などの危険への「予防・そなえ」と「災害発生時の行動」「被災後の対処法」を網羅した防災ガイドブックだ。さらには犯罪などの身近なトラブルについても徹底解説。それぞれの項目について、各分野の最前線で活躍する専門家からのアドバイスを掲載している。
全体の構成は以下。 ・PART01 感染症が流行ったとき ・PART 02 風水害にあったとき ・PART03 地震にあったとき ・PART04 犯罪に巻き込まれたとき ・PART05 お金とくらしのまもり方
下記の専門家がアドバイザーを務めている。
・忽那賢志さん(国立国際医療研究センター 国際感染症センター医師) ・松島康生さん(災害リスク評価研究所 代表/災害リスクアドバイザー/防災計画・事業継続計画コンサルタント) ・高荷智也さん(ソナエルワークス代表/備え・防災アドバイザー/BCP 策定アドバイザー) ・小宮信夫さん(立正大学文学部教授/社会学博士) ・清水 香さん(ファイナンシャルプランナー、社会福祉士/FP& 社会福祉士事務所Office Shimizu 代表/(株)生活設計塾クルー取締役)
感染症へのそなえとしては、予防策や、万が一の際に自宅でできる対処法について取りまとめている。 また、地震や災害で被災したとき、大きな問題となるのが、今後のくらしやお金に関する問題。「住まい」「お金」「保険」の3つの観点から、いざというときに受けられる支援制度や普段からのリスク管理について紹介している。
BOOKウォッチでは関連で『水害列島』(文春新書)、『命を守る水害読本』(毎日新聞出版)、『平井信行の気象・防災情報の見方と使い方』(第一法規)、『宅地崩壊』(NHK出版新書)、『いのちを救う災害時医療』(河出書房新社)なども紹介している。
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