「スタッフには『病欠がない』」
「便秘外来の患者さんに接する以上、スタッフ1人ひとりが、便秘知らずの良好な腸内環境を保つように努力しています」
と語るのは、2020年7月2日に発売した『免疫力を上げる健美腸ルール ウイルスや菌に負けない体をつくる』(講談社)の著者であり、小林メディカルクリニック東京の院長を務める小林暁子先生だ。
本書では、「便秘外来」を中心に多くの患者の診察を行ってきた小林先生が、腸内環境を整えることで健康や人生の質を上げる方法を説く。本書によると、体内の免疫細胞の70パーセントは腸に集まっているため、腸は、体内に入ってきた有害なウイルスなどを撃退する防御システムを持っているという。つまり、腸内環境をケアすることで、ウイルスや菌に負けない体ができるというわけだ。
20年来、風邪をひいていないという小林先生が、自身でも取り入れていて便秘外来で患者に伝えている腸内環境ケアプログラムを、この1冊で学習できる。簡単なストレッチや、料理レシピも紹介されている。
さらに、いくつかの設問に答えると自分の腸タイプがわかる、セルフチェック付きだ。ガスが腸内に溜まっている状態の「ねじれ腸タイプ」、筋力低下や姿勢の悪さなどによって横行結腸の中央が垂れ下がってしまった「落下腸タイプ」、刺激性下剤の使い過ぎなどで腸の動きが悪くなる「弛緩性腸タイプ」......など、6タイプに分けてそれぞれの対処法が説明されている。
現在、腸にまつわる悩みをもつ人はもちろん、最近なんとなく不調という人も、本書を読めば快方へ向かうヒントが得られるのではないだろうか。
※本書は、2016年に刊行された『今日からはじめる健美腸ルール 人生で最高の自分になる方法』(講談社エディトリアル)を大幅に加筆・修正し、タイトル変更したもの。
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