スパイスを購入したものの使いこなせずに困っている、普段の料理に活かしたいけれど使い方がわからない......。そんな声にこたえるために、5種類のスパイス(クミン、コリアンダー、ターメリック、チリペッパー、カルダモン)で本格的に作るスパイス料理&カレーのレシピ本が登場した。
『おうちで楽しむ スパイス料理とカレー』(池田書店)には、スパイス1種類だけを使うシンプルなものから数種類組み合わせたものまで、94のレシピが掲載されている。自宅で食事をする機会が増えた今こそ、本格的なスパイス料理にチャレンジして、夏を元気に乗り切りたい。
「毎日の料理に役立ててほしい」という著者・一条もんこさんの想いから、どこの家庭にもありそうな材料を使い、ベストなスパイスの活かし方や、調味料とのバランス、普段のおかずやカレーの作り方を徹底的に伝授している。
一条さんは、スパイスを扱うさまざまなジャンルの飲食店で料理人として10年以上の実務経験を積み、2017年からは料理研究家として活動している。スパイスとカレー専門の料理教室「Spice Life」は、オープン2か月で200人以上の受講者が集まる人気ぶり。現在では、予約の取れない料理教室として話題になっている。
本書では、クミンのホール(粒)と干しエビを炒って調味料と合わせて作るふりかけや、練り梅とコリアンダーを混ぜて、ゆでた鶏ささみと合わせる梅肉和えなど、白いご飯にぴったりなおかずも豊富に紹介されている。なんとなくカレー以外の活用法が浮かびにくいスパイスの、何通りもの使い方に、世界が広がることうけあいだ。
さらに、大根、キャベツ、ニンジンなど、1年中、手に入りやすい野菜をフルコース風にスパイス料理で消費するレシピまで。丸ごと野菜もスパイスでアレンジすれば、無駄なくおいしく食べきれそうだ。
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