赤いチキンライスがふんわり卵に包まれた素朴なオムライス、ケチャップ味がやみつきになるナポリタン、鮮やかな緑色にバニラアイスクリームのコントラストがまぶしいクリームソーダ......昔ながらの「喫茶店」と聞いて、われわれ日本人が浮かべる心象風景には、きっと似通ったものがあるだろう。
2020年6月30日に発売されたムック『純喫茶ぺんてるへようこそ』(宝島社)では、文具ファンの祭典「文具女子博2019」での限定企画「純喫茶ぺんてる」の世界観を再現している。
老舗筆記具メーカー「ぺんてる」が展開した「純喫茶ぺんてる」は、純喫茶をイメージしたレトロなデザインが特徴。SNSでも話題を呼んだそのレトロかわいさを再現したペンケースが、今回の特別付録になっている。
デザインは、金箔のロゴが印象的だった「文具女子博2019」限定のギフトボックスを踏襲している。実はフラットペンケースは、近年、文具ファンの間で絶大な支持を受けているアイテム。大事なペンどうしを傷つけずに、ハサミや定規などの文具もたっぷり収納できる。文具だけでなく、メイクブラシやシールの整理など、工夫次第で用途もさまざまだ。
高級感あるロゴは、ストローに見立てたペンをさした、クリームソーダ柄。ファスナーのカラーもゴールドで、ロゴとサインペンを模した引き手部分がオシャレだ。
本誌では、「ぺんてる」の歴史や、多くのクリエイターが愛用するベストセラー文具の紹介など、「ぺんてる」文具の奥深い魅力に迫る。居心地がよくてなつかしい純喫茶のような、ノスタルジックな魅力にあふれた文具を、じっくりと味わえる。
レトロ文具関連のムックでは、4月に発売した、マルマンの「図案スケッチブック」柄ポーチが付録の「ZUAN LOVE! 『図案スケッチブック』がある毎日。」(宝島社)が累計発行部数9万部を突破したり、2019年9月発売の、「サクラクレパス」柄ペンケースが付いた『レトロでかわいい! サクラクレパスの文具たち』(宝島社)が5万部を突破するなど、レトロ文具の人気はとどまるところを知らない。
7月17日~22日には「オンライン文具女子博 petit名古屋」が開催される予定だ。話題沸騰中のレトロ文具を追いかけるなら、本書『純喫茶ぺんてるへようこそ』はこれ以上ない案内役になってくれるだろう。
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