JR全線乗り降り自由なきっぷで、上手く使えば簡単にもとがとれることが知られている「青春18きっぷ」。最近は、ゆったりと旅を楽しみたいシニア世代の間でも、静かなブームが起こっている。
6月30日発売の『旅鉄HOW TO 007 60歳からの青春18きっぷ入門』(天夢人)は、「青春18きっぷ」を使った旅の知識やアドバイスや、シニア世代向けの鉄道旅で気を付けるべきポイントを一冊にまとめた書籍。"座って乗車する裏技"、"車内トイレの有無"、"どこまで行ったらトクをするのか?元取りマップ"など、シニア世代の鉄道旅に役立つ知識を多数収録。文字が大きいために読みやすく、表や地図も数多く盛り込まれているため、鉄道旅ビギナーのシニア世代にもわかりやすい内容になっている。
本書の第1章では、とことんわかりやすく丁寧に、青春18きっぷの買い方や乗車できる列車、使い方など、青春18きっぷを使いこなすための基礎知識を紹介。さらに、第2章では、元を取るための効率的なルートを考える方法や、札幌・東京・名古屋・大阪・高松・博多発の損益分岐点マップが掲載されている。
第3章では、より旅を快適にするためのテクニックを紹介。長時間の鉄道旅では気を付けなければならない、列車のトイレの有無などが解説されている。第4章には、グリーン車や指定席の活用法、スマホに入れておきたいお役立ちアプリ、シニアが気になるQ&Aなど、知っておきたい豆知識を収録。列車内が寒い際の対策など、長時間の旅に役立つ知識が多数紹介されている。
この1冊を読んでおくだけで、「青春18きっぷ」を使った鉄道旅が、格段に快適になる。本書を片手に、鉄道旅を楽しもう。
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