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人気絵本『もったいないばあさん』が6言語でアニメ化! 声優はアンパンマン役の戸田恵子さん

 2020年6月5日の「世界環境デー」に、絵本『もったいないばあさん』のアニメーション配信が6言語でスタートした。週に1話ずつ、全4話が講談社のYouTube公式チャンネル「講談社えほんチャンネル」などで無料配信される。

画像は、『もったいないばあさん』(講談社)
画像は、『もったいないばあさん』(講談社)

 今回のアニメーション配信は、「もったいないばあさんプロジェクト」と名付けられ、講談社が環境省との共同プロデュースのもと、グローバル企業7社と連携し実現した。世界の人々に日本発の「MOTTAINAI」の心を伝えることを目的としている。海洋プラスチックごみなど、地球規模の環境汚染が深刻な問題となっている今、持続可能な社会の実現に向けた取り組みのきっかけ作りとして制作された。

 原作は、真珠まりこさんによる『もったいないばあさん』シリーズ(講談社)。SDGs(持続可能な開発目標)を身近に感じられるこのアニメーションは、日本語、英語、フランス語、スペイン語、中国語、ヒンディー語の6言語で配信される。

声優・戸田恵子さん
声優・戸田恵子さん

 その内、日本語版でもったいないばあさん役を務めるのは、声優・戸田恵子さんだ。アンパンマン役や、「きかんしゃトーマス」のトーマス役などで人気を集める戸田さんにとって、おばあさん役を演じるのは初めて。「お母さんやお父さんにもこの作品をご覧いただき、ただ『もったいない』と子どもたちを叱るだけでなく、どうしてもったいないのか。そこにはちゃんとした理由があることをわかってもらえたらいい」と話す。

 配信されるのは、「もったいないばあさん かわを ゆく」「もったいないばあさん」「もったいないばあさんの いただきます」「もったいないばあさん まほうの くにへ」の全4話。各5分ほどなので、小さな子どもでも飽きることなく楽しめるだろう。記者も実際に「もったいないばあさん かわを ゆく」の日本語版を観たが、水の循環や川ができるしくみ、プラスチックごみが自然にもたらす悪影響などのテーマが、コミカルな絵柄でわかりやすく解説されていた。

 YouTubeで気軽に観られるので、子どもと過ごすおうち時間にぴったりの作品だ。


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