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あか抜けた大人の着こなし、地味と上品の境界線はここです

 太って見える、あか抜けない、何を着ても同じに見える......それは、着こなし方で変えられる。手持ちの服でも素材の組み合わせやラインを意識したコーディネートを工夫するだけでオシャレ度がグッとアップする。そのノウハウがつまった『新装版 大人の着こなしバイブル』が主婦の友社から発売されている。

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画像は、『新装版 大人の着こなしバイブル』(主婦の友社)

 本書は、2011年に発売しベストセラーとなった『大人の着こなしバイブル』を再刊したもの。時代のトレンドに左右されない、オシャレに見せる着こなしのコツが紹介されている。スタイリストの石田純子さんが監修した。

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画像は、『新装版 大人の着こなしバイブル』(主婦の友社)より

 まず、マスターしたいのは、服装のシルエットだ。「I、X、A」の3つのシルエットがおすすめされている。Iのシルエットは、大人コーデの基本。全身で縦に長いシルエットに整え、"細見え"を演出する。同じ色合いのワントーンコーデは、スッキリして見える。Xのシルエットはウエストを絞って作る。Aのシルエットは上をコンパクトにまとめ、トップスの裾やスカートで下をふんわりさせる。

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画像は、『新装版 大人の着こなしバイブル』(主婦の友社)より

 ワントーンコーデをするときに気を付けたいのは素材。品の良さを感じさせるベージュは、全身同じ素材でかためると地味になり、老けた印象になってしまうおそれが。上の写真の左側にあるように光沢感のある素材や透かし編みなどをプラスすると、上品でセンスよくまとまる。

 中央のカットは、コントラストカラーを1つ足した着こなし。右側のカットは、小物などでアクセントカラーを加えニュアンスのある雰囲気にしている。

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画像は、『新装版 大人の着こなしバイブル』(主婦の友社)より

 定番の白シャツも、えりやそで口のデザイン性、ウエストを絞ったシルエットなどちょっとしたポイントを抑えるだけで、あか抜ける。光沢感や透け感など質の良さを感じさせる素材選びも重要だ。

 本書を参考にクローゼットをのぞけば、まだまだ活躍するアイテムが眠っているかもしれない。洋服を断捨離する前に読んでおきたい1冊だ。


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