新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が、全国で解除された。しかし、クラスターとみられる集団感染が北九州地方で発生するなど、「第2波」に対する懸念もあり、気は緩められない状況だ。
学研プラスの学習サービス上で無料公開されている、小学生向け学習まんが「学研まんがでよくわかるシリーズ」の電子版『ウイルスのひみつ』(学研プラス)は、新型コロナウイルスをはじめ、さまざまな感染症についてわかりやすく解説されている。
「学研まんがでよくわかるシリーズ」は、さまざまなテーマについて、小学校の教科学習に役立つ資料とともにまんがで解説する書籍で、「ひみつシリーズ」の愛称で40年以上にわたり子どもたちに親しまれてきた。
新刊『ウイルスのひみつ』は、電子版のみの公開で、新型コロナウイルスなど、さまざまな感染症を引き起こすウイルスとは何か、ウイルスから自分自身や周囲の人を守る方法について、わかりやすく解説されている。
物語は、小学5年生の今西コウタが主人公。新型コロナウイルスの感染拡大によって休校が続き、友だちと遊ぶことができずストレスがたまっている。母で医師のユカリは、コウタに新型コロナウイルスから自分自身を守ってほしいと、休日、白衣に着替えて家でレクチャーを始める。そんな中、大切な用事で外出している姉・マナの手には新型コロナウイルスが大量に付着していて......というストーリーだ。
まんがの中では、新型コロナウイルス感染の予防のために大切なこととして、「手についたウイルスに注意」、「"3つの密"を避ける」、「めんえき力を高める」という基本的な3つが紹介されている。
また、コロナウイルスの形が王冠に似ていることから「王冠」という意味の「コロナ」と呼ばれていることや、「SARS(サーズ)」はコウモリにつくウイルスが人にもつくようになったということなど、豆知識も学べる。
本書は学研プラスが休校措置に対応して運営している学習サービス「Gakken家庭学習応援プロジェクト」内の「電子書籍で本を読もう」と、学研キッズネット内「まんがひみつ文庫」、「電子書籍 学研BookBeyond」でも無料で閲覧できる。
ウイルスや感染症について改めて復習したい大人にもおすすめだ。
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