新型コロナウイルスへの対策として免疫力アップに関心が高まっている。主婦の友社は『大丈夫!何とかなります 免疫力は上げられる』(本体1000円+税)を緊急重版した。 さらにkindle電子版では2020年2月14日~27日の期間中、200円(税込み)で販売する。
本書は、食べ物、生活習慣、ストレスコントロール、ほどほどの運動など、お金をかけずとも日常生活の過ごし方で免疫力アップさせる様々な方法を紹介するアイデア集だ。監修は奥村康・順天堂大学医学部免疫学特任教授、アトピー疾患研究センター長。
免疫力は20歳前後でピークを迎え、その後は加齢とともに低下する。下記の<免疫力セルフチェック表>で点検することができる。
1つでもチェックが入ったら、 免疫力が下がっている可能性あり。 すぐに対策を講じよう。
腸内環境を整えることは、 免疫力にとっても重要だ。1日3回、きちんと栄養バランスのとれた食事をとり続けることができれば、 免疫力をよい状態に保てる。 そして「免疫力を上げる食材」を意識すれば、 さらに免疫力はアップ!
「免疫力を上げる食材」は、 いろいろある。 例えば、 ヨーグルト に含まれる乳酸菌は、腸内の免疫細胞の働きを高めてくれる。 胃酸の影響を受けにくい食後30分以内に食べれば、 乳酸菌はしっかり腸に届くので、 特別な乳酸菌を含むヨーグルトでないといけないということもない。
また、納豆も免疫細胞を活性化する食品だ。 さらに納豆菌には抗菌作用があり、胃酸にも強いので、 かなりの率でそのまま腸に届き、腸内環境の改善に役立つ。 また納豆に含まれるビタミンB2は細胞の再生を促進し、粘膜の免疫力を強化する働きもある。 1日50グラムの納豆を毎日食べるのがポイントだ。
ただし塩分をとりすぎないように、 しょうゆなどの調味料は控えめに。 薬味として抗酸化作用のあるねぎや、食物繊維の豊富なオクラを加える、血行を促進し体を温める酢をまぜる、乳酸菌の豊富なキムチと合わせて食べると、免疫増強効果はさらに上がる。
しいたけ、まいたけ、しめじ、なめこ、きくらげ、えのき、エリンギなどのきのこ類 に含まれる多糖類・β―グルカンは、 免疫細胞を活性化する作用があり、 ウイルスに対する抵抗性、 抗腫瘍効果があるとされる。
また、 免疫にかかわる細胞は、心の動きにとても敏感で、「悲しい」「つらい」などマイナスの感情を引き起こすストレスにとても弱いもの。 そういったものは、 免疫力を下げてしまう。 逆に、「ゲラゲラ笑う」などの楽しい経験をすると、 簡単に免疫細胞は活性化して、 免疫力が上がる。 ストレスをため込まない生活を心がけることも大切だ。
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