文藝春秋は2020年2月13日、「森友事件」の真相を描き出す書籍『国策不捜査 「森友事件」の全貌』を緊急出版する。籠池泰典・森友学園元理事長とジャーナリストの赤澤竜也氏の共著。
妻の諄子さんとともに逮捕され、約300日間勾留された籠池泰典氏が、2月19日に迫る地裁判決を前に、「ゴーンさんも辛かったと思う」拘置所生活から、「本当の黒幕」の存在までを語る。ゴーン氏も「国策捜査」を批判しているが、本書も期せずしてほぼ同じ言葉がキーワードになっている。「捜査」ではなく「不捜査」となっているところがミソだ。
全体は10章に分かれている。「我いかにして保守主義者となりしか」などの自伝的要素、「特捜検事は『すべてを告白して新たな人生を歩め』と言った」など取り調べの様子、「籠池家に群がり、消えていったメディア」ではマスコミ批判なども掲載されている。「国家を滅亡に導く公文書改ざん」などもある。
BOOKウォッチではすでに『許せないを許してみる――籠池のおかん「300日」本音獄中記』(双葉社)を紹介済みだ。
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