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もしも部下がアインシュタインだったら・・・

 ノーベル賞の授賞式で改めて「天才」たちへの関心が高まっている。本書『EINSTEIN'S BOSS アインシュタインズ・ボス』(TAC出版)は、「『天才部下』を率いて、最強チームをつくる10のルール」という副題。プリンストン高等研究所の所長で「アインシュタインの上司」だったエイブラハム・フレクスナーがどうやって天才を活かしたかなどを軸に有能な部下の才能を引きす方法を教える。

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写真は『EINSTEIN'S BOSS アインシュタインズ・ボス』(TAC出版)

 プリンストン高等研究所はこれまでにノーベル賞受賞者33人、数学のノーベル賞と称されるフィールズ賞受賞者42人、優れた科学者に贈られるウルフ賞、マッカーサー賞の受賞者を多数輩出し、アインシュタインのほか、現代コンピュータの父フォン・ノイマンなども所属した。

 これほどの天才を部下に持つことは、日本の研究所ではありえないが、最高の研究所の姿を知ることはなにがしかの参考になるに違いない。

 著者のロバート・フロマスは、テキサス州南部最大級の医療研究機関「テキサス大学サン・アントニオ保健科学センター」の医科大学院長。そんな彼が、自分よりもさらに優秀な、規格外の研究者や経営のプロのチームを率いるなかで編み出したのが、本書の10の黄金ルールだ。

 

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