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きものは仕事着。料理研究家・大原千鶴さんの「気張らない」着こなし術

大原千鶴の京都きもの暮らし

   雑誌やテレビで活躍中の料理研究家・大原千鶴さん。「きものは仕事着」と言う大原さんの、こなれた着こなしに憧れる。

   きものに挑戦してみたかったものの、敷居の高さを感じていた方にこそ読んでほしい、『大原千鶴の京都きもの暮らし』(世界文化社)が、2023年12月10日に発売された。

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   本書では、大原さん流の「ラクにきものを楽しむ」アイディアや、1~12月のワードロープなどを紹介していく。

きもの術のあれこれ:自分のライフスタイルに合わせたお洒落の楽ワザ

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   仕事着としてきものを着る大原さんによる、「気張らない」アイディア集。

   長襦袢を着ないで、袖口と振りの見えるところにだけ好きな布を縫い付ける「うそつき袖」や、カジュアルな印象の半幅帯をお洒落に締める「大原結び」、きもので作業をするときに便利な「真田紐のたすき掛け」など。きもの初心者の方はもちろん、日常的にきものを着る方も試してみたいワザばかり。

千鶴好みの季節の味ときもの十二か月:衣と食で日本の四季を味わう

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   日本の四季を大切にする大原さん。1月から12月までのワードローブを紹介している。春はたけのこ、夏は加茂ナスといった旬の食材を使った「おばんざいレシピ」も掲載。

京都ロケ:行きつけのお店も紹介

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   本書のロケ地は京都。季節のきものを着こなす大原さんが、京都の行きつけの名店や隠れ家的なお店を案内する。

   きものが映える地と言えば、京都だ。きもので観光スポットを歩く方も多い。旅行でも日常使いでもきものデビューに憧れていた方は、まずは大原流で気軽に始めてみるのも良さそうだ。

■大原 千鶴さんプロフィール

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おおはら・ちづる/京都・花脊の料理旅館「美山荘」の次女として生まれ幼少の頃から料理に触れて育つ。現在は京都市内に住み、料理研究家として多数の料理番組に出演。講演やエッセイ執筆、商品開発アドバイザー、CMやドラマの料理監修など幅広く活躍。二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。近著に約20年にわたり家族に作り続けた料理のレシピ集、『大原千鶴のいつくしみ料理帖』(世界文化社刊)。ほか著書多数。


※画像提供:世界文化社


  • 書名 大原千鶴の京都きもの暮らし
  • 監修・編集・著者名大原千鶴 著
  • 出版社名世界文化社
  • 出版年月日2023年12月10日
  • 定価2530円(税込)
  • 判型・ページ数B5変型判、116ページ
  • ISBN9784418234325

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