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文庫一冊で「秋の京都」を味わい尽くす 『鴨川食堂』作者が教える「食べ散歩」

『ふらりと歩き ゆるりと食べる京都』

 2023年10月12日、柏井壽(かしわい・ひさし)さんのエッセイ集『ふらりと歩き ゆるりと食べる京都』(光文社)が発売された。

『ふらりと歩き ゆるりと食べる京都』柏井壽 著(光文社)
『ふらりと歩き ゆるりと食べる京都』柏井壽 著(光文社)

 柏井さんは、累計38万部の小説『鴨川食堂』シリーズの著者で、京都の食や味わい方の第一人者として知られる。

 本書は、海外からの観光客が激増した京都の街で、「穏やかで静かな京都旅」を満喫したいという人に向けて、柏井さんがとっておきの「七つの道」を紹介するもの。

 文庫サイズで持ち運びに便利、巻末のデータや地図も充実。「もっと落ち着いて街歩きがしたい」。「静かなお寺や神社で願い事をしたい」。「観光客のいないお店で食事を楽しみたい」......。そんな秋の京都旅に役立つ1冊だ。

【目次】
第一の道 蓮台野を歩く
第二の道 千本通を北から南へ
第三の道 雨宝院から出水の七不思議へ
第四の道 京都御苑と、その周りを歩く
第五の道 四条通を歩く
第六の道 紅萌ゆる丘から、真の極楽を辿り、熊野の社へ
第七の道 豊国神社から西本願寺まで

■柏井壽さんプロフィール
かしわい・ひさし/1952年、京都市生まれ。1976年、大阪歯科大学卒業。歯科医・作家。"京都本"の第一人者で、エッセイや小説を多数執筆。代表作に『おひとり京都の愉しみ』(光文社新書)、『日本百名宿』(光文社知恵の森文庫)などのエッセイや、「鴨川食堂」シリーズ(小学館文庫)、「祇園白川 小堀商店」シリーズ(新潮文庫)、「京都下鴨なぞとき写真帖」シリーズ(PHP文芸文庫)」などの小説がある。近作は、エッセイ『歩いて愉しむ京都の名所』(SB新書)、小説『下鴨料亭味くらべ帖2 魚の王様』 (PHP文芸文庫)。


※画像提供:光文社

   
  • 書名 『ふらりと歩き ゆるりと食べる京都』
  • 監修・編集・著者名著:柏井壽
  • 出版社名光文社
  • 出版年月日2023年10月12日
  • 定価880円(税込)
  • 判型・ページ数文庫判・336ページ
  • ISBN9784334100841

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