子どもたちが独立し、仕事も落ち着き、ようやく自分の時間がとれるようになる60代。せっかくなら新しいことを始めたり、好きを究めたりして、生き生きと過ごしたい。
2023年11月28日『60歳からは自分育てと"好き"を楽しむ』(主婦の友社)が発売された。
本誌は「60代は始めどき」をテーマに、60歳を超えていきいきと暮らす人たちを特集していく。
今年12月で61歳になる俵万智さん。歌を詠むことの良さを、「日常に立ち止まる時間が生まれ、言葉にするために、もう一度味わい直すことができる」「歌は、だれにでもできる、最も始めやすいクリエイティブなこと」と語る。
専業主婦から65歳でショップ店員になった人、長年の趣味の庭造りを極め続ける人、元デザイナーの経験を生かしておしゃれを楽しむ人にもインタビュー。自分だったらどんな暮らしをしようかと考えるのが楽しくなる。
「雑貨店で働き始めたのは65歳のとき。さまざまな出会いは新しい景色を見せてくれます」
(「モルン」スタッフ 佐々木裕子さん 72歳)
また、60歳からの暮らし方について、プロがアドバイスするコーナーも。ライフスタイルが変わる時期だからこそ、片付けの良い機会となる。整理収納アドバイザーの井田典子さんが片付けのポイントを紹介している。
菓子・料理研究家の柳瀬久美子さんによる、頑張らずできる、ちょっと素敵なお茶の時間の演出は必見だ。おうちに人を招きたくなる。
「ずっと元気でいるための、女性の健康対策」では、60歳からの体のメンテ法を伝授。若いころのような無理はきかない年代だから、自分の体を見つめなおすことが大切だ。不調を感じたらガマンせずに対応しよう。
新しい生活で心配なのがお金。FPの中村芳子さんが「60代からのお金の基本のキ」を指南していく。
また、気軽にはじめられる新しい趣味も紹介。スマホ撮影やアクセサリーづくりなどに挑戦してみてはいかがだろうか。
不安もあるけれど、自由な時間は宝物だ。先輩たちの暮らしに学び、自分らしい暮らしを探していこう。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?