健康のため、食べる物には気をつけていても、飲み物にはそこまでこだわらないという人も多いのでは? カラダの6割は水分だ。ちょっとした体調不良を感じている方は、飲み物を見直してみてはいかがだろうか。
2023年10月20日『なぜ、一流は飲み物にこだわるのか?』(クロスメディア・パブリッシング)が発売された。
本書では、医学と栄養学の2つの視点から、有益な飲み方を紹介していく。朝起きてから夜寝るまで、そのときの目的や体調に合わせて何を飲めば良いのかがわかる。
本書は、「食事に気を付けているのに、なかなか体質が改善しない」「夜眠れない、朝起きられない、ストレスや不調を抱えている」「ダイエットのために運動をしているのに、なかなかやせない」と言った人に向けて、3章構成で飲み物の選び方や飲み方を紹介していく。
PART 1 仕事のパフォーマンスを上げる飲み方のルール
1日にどのくらい量の水分(飲み物)を摂ればいいか、飲み物から摂るべき成分と摂らないほうがいい成分を紹介。さらに、飲み物に含まれる糖とカロリー、市販飲料のラベル表示の見方など、仕事のパフォーマンスを上げる飲み方の基本ルールを取り上げていく。
PART 2 こんなとき、何を飲む? 医学×栄養学的に正しい飲み物の選び方
朝起きてから夜寝るまでの1日の行動を20のシチュエーションに分類。それぞれの時間に何を飲むのが最適なのかを医学×栄養学的な視点から紹介していく。たとえば、「朝忙しくて食事がとれない」「集中力を高めたい」「眠気を吹き飛ばしたい」など。誰しも経験したことがある困ったシチュエーションも飲み物で改善できるかも。
PART 3 どうしても我慢できない人のための飲み物リセット術
ダイエットや健康に気を遣っていても、たまにはハメを外したいとき、我慢できないときはあるはず。「血糖値が高いけど、甘いものが食べたい」「中性脂肪が気になるけど、揚げ物が食べたい」といったときに、飲むべきものは?
いまの体調や環境下で、「どの飲み物を」「どのくらいの量で」飲むのがベストなのかを知っておくと、ダイエットの効果や仕事の効率も変わってくるかも?
■田中越朗さんプロフィール
たなか・えつろう/東京農業大学名誉教授。医学博士。専門は栄養学・生理学。長崎市生まれ熊本市育ち。熊本大学医学部を卒業後、三井記念病院内科、スウェーデン王立カロリンスカ研究所留学、東海大学医学部などを経て、東京農業大学栄養科学科へ。所属が農業大学という特徴を活かし、健康におよぼす食品の影響について、医学と栄養学の両面からずっと研究を続けてきた。食品と臨床医学の両方に造詣が深い数少ない栄養の専門家。授業や著書のわかりやすさには定評がある。単著の教科書・参考書は9冊あり、日本中の看護学生の10人に1人は著者の教科書を使って勉強している。代表作『イラストでまなぶ生理学』(医学書院)は1993年の刊行以来、現在までに専門書としては異例の13万部を売り上げている。日本テレビ『世界一受けたい授業』、NHK『朝イチ』などメディア出演多数。
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