インスタグラム「tomoky_take」11万人超のフォロワーを集めるフードクリエイターのTomokiさん。このたび、野菜メインの100のレシピを収録した書籍を発売した。
野菜×果物、野菜×意外な調味料などで、これまでの野菜のイメージがガラっと変わる。
2023年9月23日『野菜に魔法がかかる10のルールと100のレシピ』(大和書房)が発売された。
本書では、野菜が格別においしくなる100のレシピを、10のルールに沿って提案している。
いくつか例を紹介していこう。
■毎日の食卓を彩る野菜の常備菜たち
マリネやオイルやはちみつ漬けなどを常備しておけば、付け合わせや副菜として大活躍。紫玉ねぎやセロリ、ビーツはマリネ、セミドライトマトはオイル漬け、レモンははちみつに漬けるなど、用途に合わせて作っていこう。
■旬の野菜はシンプルに食す
調理はできるだけシンプルにすると、野菜のおいしさが感じられる。食感や風味を生かすソースを使おう。ロメインレタスのシーザーサラダやヤングコーンに合うヨーグルトソースなどが紹介されている。
■根菜類はじっくり加熱して
オーブンでじっくり焼く、しっかりソテー、低温でゆっくり揚げるなど、根菜類はじっくり加熱すると甘みが増す。ホクホクねっとりした食感は、これからの季節にもぴったりだ。長芋のローズマリーフライや、にんじんのまるごとオーブン焼きなどが登場。
■盛り合わせにすれば豪華なひと皿に。
切っただけ、ゆでただけ、常備していたソースをかけただけのシンプルな調理なのに、ごちそうになる。華やかな見た目も美味しそう。
■目次
ルール1:常備しておけばアレンジ自在
ルール2:肉・魚料理を野菜と組み合わせて
ルール3:フルーツをおかずにして
ルール4:根菜類はじっくり調理を
ルール5:チーズで塩気をのせる
ルール6:香草やハーブ、薬味を主役に
ルール7:旬野菜はシンプルに食す
ルール8:苦味野菜で料理に奥行きを
ルール9:ドレッシングでバリエーションを増やす
ルール10:彩りあるワンプレートで華やかに
食卓のサブのようなイメージを持ちがちな野菜だが、調理方法を工夫すればごちそうに大変身。健康が気になっていて、積極的に野菜を摂りたい方にもぴったりだ。野菜の新たな魅力を発見できる一冊。
■Tomokiさんプロフィール
フードクリエイター/フードフォトグラファー
育児をしながら日々の料理写真をInstagramに投稿するやたちまち人気に(2023年8月現在のフォロワー数11.8万人)。大学時代、店のメニューを家でも再現しようと、少しずつ料理の楽しみにハマっていく。社会人になり、手軽なバルに通ったり、イタリアン、フレンチ、スペイン料理などの洋食にワインを楽しむ機会が増え、家で作る料理もだんだんとワインのアテばかりに。結婚、子の誕生と環境の変化とともに、野菜やフルーツを取り入れたバランスのよいレシピを意識するようになる。好きだった写真も本業となり、2017年から料理撮影を中心に活動している。TAKAKI BAKERYアンバサダー、北野エースアンバサダー、TUMUGIアンバサダーのほか、アウトドア料理のレシピサイト「ソトレシピ」でシェフを務めるなど、料理関連のメディア、企業とのコラボ活動も多数。
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