東京ディズニーリゾート(R)40周年の節目に、今までにない視点でパークを旅するガイドが登場した。ディズニーファンの方でも見落としていたかもしれない。キーワードは「英語」だ。
2023年8月25日『東京ディズニーリゾート 魔法のディクショナリー 英語と文化の深掘りガイド』(講談社)が発売された。
東京ディズニーリゾート内には、お店の看板や広告、掲示板、ショーウインドウなどが英文で書かれている。実は、この英文にこそ、意外と見落としているストーリーが隠されているのだ。次に行くときはパーク内の英語にも注目してみてはいかがだろうか。
ワールドバザール「グランドエンポーリアム」に店を構えるミニーの衣装店では、ミニーがデザインした衣装を着たキャラクターの写真が並んでいる。その中には、英文でキャラクターからの感謝のメッセージも飾られている。
例えばティンカーベルからは次のような言葉が寄せられる。
「ステキなミニーへ
ピクシーダスト(妖精の粉)を使ったって、
あなたほどステキに見せることはできないわ。
すばらしい衣装をありがとう。」
さらに、ミッキーが次のように語る新聞記事も。
「ミニーが素晴らしい女優だってことは、皆さんご存じですよね。でも、ミニーが才能あるドレスメーカーでもあり、有名なディズニーキャラクターたちの衣装を作っていることは知られていません」
他にも、アリエルやベル、野獣やフック船長からもメッセージが届く。パーク内でミニーの意外な才能や交友関係を知ることができる。
次に、ウエスタンランドの「キャンプ・ウッド・チャック・キッチン」には、ドナルドと3人の甥、ヒューイ、ドゥーイ、ルーイたちのキャンプ生活がのぞき見できる。
スケジュール帳や黒板右下の暗号など気になる情報が英語で書かれている。
東京ディズニーシー(R)にも、気になる英文が。「タワー・オブ・テラー」のオリンピック・レストランのメニューを見てみると......。
タランチュラのクリームスープやラクダの足のボイルなど、刺激的なメニューが並ぶ。
ディズニーの世界観をさらに深く楽しむために、英語に注目してみよう。何げなく通り過ぎているパーク内の展示に面白い情報が隠れているかも!
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