2023年7月28日発売の「プレジデント」(2023年8月18日号)は、「疲労、痛み、ストレス 超回復法100」と題した特集を組んでいる。
名医たちが教える「悪魔の10大疲労」根治法が参考になる。
朝がつらくて起きられない。つねに倦怠感がある。そんな症状に悩んでいるとしたら、「副腎疲労」かもしれない、とスクエアクリニック院長の本間良子さんは指摘する。
ストレスが多いと、コルチゾールというホルモンが出っぱなしになり、副腎の機能が低下する。すると、コルチゾールが出にくくなり、さまざまな症状が出るという。
副腎を疲れさせるNGな食習慣を5つ挙げている。
1 食物繊維をとりすぎてはいけない 2 牛乳やヨーグルトをとってはいけない 3 油をむやみに控えてはいけない 4 ドライフルーツを食べてはいけない 5 減塩してはいけない
医師の9割が副腎疲労を知らないという。食生活など、自分でコントロールできるストレス要因から減らしていこう、と本間さんはアドバイスしている。
疲れ目=眼精疲労の多くはドライアイが原因だという。眼科かじわらアイ・ケア・クリニック院長の梶原一人さんが、眼精疲労から解放される6つの方法を伝授している。
1 パソコンの画面の位置を下げる 2 エアコンの風向きを変える 3 部屋の湿度を下げない 4 ホットタオルを目に当てる 5 15分おきに目を閉じる 6 遠くを見る
目薬は「水+保湿成分」のみがベストで、1日4~5回が限度で1回につき1滴だけでいいという。
肩こりや腰痛は、「座りすぎが根本原因」と、早稲田大学スポーツ科学学術院教授の岡浩一朗さんは指摘している。仕事中30分に1回立ち上がるルーティンをつくることを勧める。このほか、座りながらでもできる、かかと上げ運動とひざ上げ運動も効果的だそうだ。
漢方コンサルタントの櫻井大典さんが、「さらば夏バテ!」の小さな習慣について、語っている。夏バテ予防は冷たいものを避けること。また温かいものと冷たいもののバランスを取るようアドバイスしている。氷入りの麦茶よりは常温の緑茶、フローリングを裸足で歩くよりスリッパをはくことを勧めている。
ストレス解消法も参考になる。起床後の1時間以内に15分程度の散歩、20~30分の仮眠、18時からのカフェイン断ち、就寝時のアイマスクなどだ。
日頃、いかに間違った健康常識にとらわれているか、この特集を読むと痛感するかもしれない。
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