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2カ月以上の"我慢"はNG プレジデントが「我慢しない生き方」を特集

プレジデント(2023年9月29日号)

 2023年9月8日発売の「プレジデント」(2023年9月29日号)は、「我慢しない生き方」と題した特集を組んでいる。我慢せずに、毎日上機嫌に生きる方法とは?

画像は「プレジデント」(2023年9月29日号)
画像は「プレジデント」(2023年9月29日号)

 実業化の斎藤一人さんと精神科医の樺沢紫苑さんが、我慢をやめるだけで人生が劇的に好転する「7つの習慣」を挙げている。納税額日本一にもなった斎藤さんは、「人生、我慢しないほうが絶対にうまくいくよ」と語っている。そして、我慢しない生き方をする上で、以下の4つが大切だという。

 1 経済力をつける
 2 毎日の仕事を楽しくする
 3 相手に我慢させない
 4 自分に優しくする

 また、樺沢さんは幸せを呼ぶ脳内物質ドーパミンは、我慢ゼロの瞬間がピークになるとして、以下の3つを実行するようアドバイスしている。

 5 毎日1~2時間遊ぶ
 6 苦しさを言語化する
 7 白黒つけない自分を許す

 我慢の限界は最大1カ月程度であれば問題はないが、2カ月以上になると、メンタルの弱い人はダウンしてしまう可能性があるという。だから、「我慢するなら期限付き」と条件を付けている。

 もし職場に本当に嫌いな相手がいるならば、コミュニケーション量を極限まで減らしていいという。そうしているうちに、我慢せずにすむ適度な距離感が見えてくるとも。

 医学データが証明した「我慢は禁物、早死にのもと」という記事に驚いた。わがままな人ほど長生きするというのだ。福島県立医科大学の大平哲也教授によると、仕事のストレスが高いと脳卒中になりやすい、仕事のコントロール度が低い人は自殺しやすい、笑わない人は亡くなる確率が2倍近くアップするなどの調査結果があるという。

 「自分が日常を忘れてまで熱中できるものはなにか。それを見つけて、我慢することなく楽しむ。それこそが健康を招いてくれる」と結論づける。

 日本肝臓学会専門医の栗原毅さんが、我慢せずに痩せる肥満解決法を紹介している。空腹ゼロ、運動ゼロ、禁酒ゼロの方法とは? たとえば、食べ方では、ごはんやパンは最後に食べる、たんぱく質をしっかり摂ること。運動せずとも、ただ歩くだけで運動の代わりになるという。

 アルコールを飲むときの、おつまみのルールはこうだ。飲む前に高カカオチョコレートなど、アルコールの吸収スピードを抑えるものを食べておく。とりあえず、食物繊維が豊富な枝豆や冷奴などを食べ、メインに刺身や焼き鳥など、たんぱく質を多く含み、低糖質で噛み応えのあるものを食べる。シメはご飯ものなど炭水化物は避ける。味噌汁やスープでシメるといい。

  • 書名 プレジデント(2023年9月29日号)
  • 出版社名プレジデント社
  • 出版年月日2023年9月 8日
  • 定価780円(税込)

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