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7分に1人!? 他人事じゃない突然死、どう防ぐ? 「プレジデント」が「血管革命」を特集

「プレジデント」2023年12月29日号

 12月8日発売の「プレジデント」2023年12月29日号では、「血管革命」と題して、病気にならない、体調が上がる方法を特集している。

「プレジデント」 2023年12月29号(プレジデント社)

山の手線の中で心肺停止

 医療ライターの熊本美加さんは4年前、山手線に乗っているときに「いきなり心肺停止」して、死にかけた体験を記事にしている。

 同じ電車に乗っていた人の目撃情報によると、座席に座っていた熊本さんは急に前に倒れ、電車の床に顔からぶつかったという。周囲の人々の機転と駅員による必死の救命活動によって、一命をとりとめた熊本さん。高次脳機能障害になり、回復は絶望的かと思われたが、長期のリハビリによって奇跡的に社会復帰を果たした。

 熊本さんは、「自分が健康であるとの過信が心肺停止を招いた大きな要因」だと言う。今では、自身の体験をもとに、突然死を避けるための救命救助や高次脳機能障害に関する情報を発信し続けている。

 日本AED財団のホームページによると、心臓突然死の数は年間約8万2000人に上る。7分に1人が亡くなっているというから、決して他人事ではない。熊本さんは、思い返せば倒れる2週間ほど前から「予兆」はあったという。記事では「心疾患を疑うべき胸の痛み」として、症状を感じる場所と症状の感覚が表にまとめられている。

 このほか、「老いた血管」を復活させるための23の習慣や、「血流と血管年齢」、「心臓・脳・肝臓」の世界最先端手術ガイド、「頭痛・肩こりがみるみる改善する体操」など、健康な血管を保つための知識とノウハウをさまざまな角度から紹介している。

 特集の目次は以下の通り。

血圧が下がる! 痩せる! 突然死もブロックできる!
最新医学が実証! 朝・昼・夜・週末に実践!
「老いた血管」復活習慣23選
●板倉弘重、工藤孝文
▼朝は、コーヒーと緑茶を混ぜて飲もう。朝食は抜かずにバナナ1本を ほか
▼昼は、仕事中に「貧乏ゆすり」を取り入れよう。食後30分以内に10分間歩こう ほか
▼夜は、糖質オフよりカロリーオフを意識しよう。パジャマは1サイズゆるめで ほか
▼週末は、「さっさか」「ゆっくり」のインターバル速歩を。家族にマッサージをしてあげよう ほか

【専門医が監修】かかりやすい病気もわかる
すぐ判定◎「血流と血管年齢」誌上チェック
●栗原 毅

死にかけた人が教える「死の予兆」
7分に1人が、突然亡くなっている
《実録》山手線で、いきなり心肺停止20分
●熊本美加

コラム◎
受ければ命が救われる「すごい血管画像検査」のススメ

野菜増しで、塩分は帳消しにできる
正常値に下がった!
高血圧の街を救った「奇跡の食事術」
●木原洋美

コラム◎
通院ゼロ、クスリ自宅郵送!「高血圧オンライン治療」体験記

予備軍は一刻も早く、生活習慣を変えるべし
【名医がわかりやすく教える新常識】
糖尿病でも長生きできる人、できない人
●坂本昌也

数年前なら、誰もがあきらめていた
革命的! 医者選びで生死が決まる!
「心臓・脳・肝臓」世界最先端手術ガイド
 パート(1)「負担極大の心臓手術」も3日で退院のロボット手術
 パート(2)脳血管内手術で防げる「恐怖のくも膜下出血」
 パート(3)九州発!「絶望の肝がん」を治す、誰もできない職人手術

「血液、リンパ液、脳脊髄液」3大体液を流す
「人体の7割」は水でできている!
頭痛・肩こりがみるみる改善する体操
●片平悦子

コラム◎
WHOも認めた! ホットな医療分野「鍼灸の最前線」

世界のセレブも毎日実践!
【図解】体調の異変が自分でわかる「脈の取り方」
●伊東秀憲

女の血管事情
「布団の中でも手足が冷たい人」が寿命をのばす方法
●齋田瑞恵

コラム◎
医師が本気で教える「血管にいいセックス」女性編&男性編

男の血管事情
「たかが勃起、されど勃起」勃起こそ男の人生
●頴川 晋

目的達成のために、命をかける
敬意と愛、信頼の自衛隊リーダーシップ


  • 書名 「プレジデント」2023年12月29日号
  • 出版社名プレジデント社
  • 出版年月日2023年12月 8日
  • 定価780円(税込)

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