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猫を飼いたいけど...小4男子のお悩みに、本が答えます【お悩み解決BOOKコンシェルジュ 4】

BOOK HOTEL 神保町

BOOK HOTEL 神保町

猫は、うれしかったことしか覚えていない

 夏休みに「こんな本が読んでみたい」と思ったら、本の街・東京都神保町にある「BOOK HOTEL神保町」のスタッフに聞いてみるのはどうでしょう?

 連載「お悩み解決BOOKコンシェルジュ」では、普段、人気の選書サービス「ブックカウンセリング」をおこなっているホテルスタッフが、あなたのお悩みにぴったりな本を教えてくれます。

 今回のお悩みはこちら。

【今回のお悩み】

小学4年生男子です。お母さんと猫カフェへ行ったら、猫がかわいくて飼いたくなりました。でも、ぼくの住んでいる家は賃貸でペット禁止なので飼えません。猫と一緒に暮らしている気分になれそうな本はありますか。
または、猫と暮らせる家を自分で作れるくらいお金持ちになりたいです。

 かわいらしいお悩みに、3人の猫好きスタッフが答えてくれました。

かわいくないところも大好き

『猫は、うれしかったことしか覚えていない』
文・石黒由紀子 絵・ミロコマチコ(幻冬舎)


▼あらすじ
 「猫は、うれしかったことしか覚えていない」と獣医師から言葉をかけられた著者。猫は、過ぎたことを引きずることなく、うれしかったことだけを積み上げて生きていく。文と絵で綴る、かわいくて、くすっと笑えて、しみじみ沁みる猫エッセイ。

▼選書理由
 「猫と暮らせる家」素晴らしいですね! 私の知人は猫のために、ほら穴や小さな階段や、天井に近い猫の通り道をたくさん作った家を建てていました。たしかにお金持ちでしたよ。素敵な目標です。
 私が紹介する本は、猫と暮らす日々で見つけた「猫のユニークで愛らしい性格」を、著者が愛情たっぷりに描いたものです。毎日一緒に暮らしていても、「猫のことを本当にわかっているか」と聞かれたら「うん」と即答できる人は少ないと思います。それくらい自由で、面白くて、すごく個性的な生き物。だから、一緒に暮らしたらよくよく見てあげないといけないんです。この本には、猫のいいところも困ったところも、それから同じ動物ですから、いつか訪れる悲しいことも、少しですが書いてあります。病気もしますし、喧嘩もしますし、かわいくないときだってあります。それでも、「ぜんぶ大好き」と思えるような猫との暮らしが、本の中にはあります。これを読んでますます憧れて、ぜひお金持ちになってくださいね。

(選書スタッフ:木村)

人間がいない時、どう過ごしてる?

『猫にGPSをつけてみた』
著:高橋のら(雷鳥社)


▼あらすじ
 いつも一緒にいる猫たちは、夜の大冒険に出ていた。
 著者はあるときから猫にGPSを付けて、自分が寝ている間、どのように過ごしているのかを観察していく。オールカラーで綴られる観察記録には、猫の魅力がたくさん詰まっています。

▼選書理由
 猫カフェで気づいてしまった猫のかわいさを、もっと深めてほしいという思いから『猫にGPSをつけてみた』を紹介します。かわいさに気づいたのはどんな瞬間でしたか? 猫に触ったときでしょうか、それともおやつをあげたとき? 猫って気まぐれで、たまに近づいてきて。でも一度仲良くなったら、ずっとそばにいてくれるような生きものです。
 そんな猫が、私たちがいないときはどんな風に過ごしているのか? この本では、そんな疑問を作者である高橋のらさんが、猫をGPSで追跡して解き明かしています。舞台が山の近くなので、猫の行動範囲もとっても広い。その広さに驚いてしまうかもしれませんが、猫カフェで見たときとはまた違う一面が、垣間見えると思います。いつか猫と一緒に暮らす時に備えて、この本で準備しておきましょう!

(選書スタッフ:深谷)

猫との暮らしはこんな感じ

『うちの猫がまた変なことしてる。』
著:卵山玉子(KADOKAWA)

▼あらすじ
著者の卵山さんが飼っている猫、トンちゃんとシノさんとの日々を描いたエッセイマンガ。夜中にじっと見つめてきたり、ほしいものがもらえず拗ねたり、猫と一緒に暮らす中で見える、ちょっと変な行動がおもしろおかしく紹介されています。

▼選書理由
「猫と暮らしている気分になりたい」とのことだったので、猫との日常を描いたマンガを選びました。この本は一緒に暮らしているからこそ見られる、猫の振るまいがたくさん詰まっています。猫でも他のペットでもそうですが、一緒に暮らすとなると、「かわいくない」ところもたくさんあります。著者の卵山さんのように、「変な」ところをおもしろがる力を身に付けておけば、いつか猫と暮らせるようになったとき、生活がより楽しくなるのではないか。そう思い、このマンガを紹介します。 ちなみに、こちらのマンガは続編もたくさん出ているので、もし気に入れば読んでみてくださいね。

(選書スタッフ:外村)

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 読者投稿フォームから、お悩みの具体的な内容(500文字程度~)、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいたお悩みを編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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  • 書名 猫は、うれしかったことしか覚えていない
  • 監修・編集・著者名石黒 由紀子 文、ミロコ マチコ 絵
  • 出版社名幻冬舎
  • 出版年月日2017年7月12日
  • 定価1,430円(税込)
  • 判型・ページ数四六判・208ページ
  • ISBN9784344031401

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