暑い季節になると食べたくなるエスニック料理。今年はタイ料理が注目を集め、原宿の代々木公園で行われた「第23回 タイフェスティバル東京2023」は過去最高の人出を記録したという。
今回は30年前に、日本に「トムヤムラーメン」や「タイ風生春巻き」を広めた味澤ペンシーさんのレシピ本を紹介する。
2023年7月13日『はじめてなのに現地味 おうちタイごはん』(主婦の友社)が発売された。
本書のレシピは、タイ料理好きの日本人が作りやすいように、現地の味わいはそのままに、日本人好みの調味料や味付けで開発された。スタンダードなメニューから通好みなメニューまでそろっている。
こちらは、青パパイヤで作るサラダ「タムタイ」。青パパイヤは最近、日本でも手に入りやすくなっている。
煮物やスープなどの屋台料理も掲載。
辛さと酸味のバランスが爽やかなヤムウンセンはさっぱりと食べられる。
タイの朝ごはんのカイガタも日本でお馴染みの食材で作れる。
作ってみると意外と簡単なタイ料理。ガパオ炒め、パッタイ、カオマンガイなど、タイ語で「アハーンジャーンディアオ」という呼ばれる一皿料理は、シンプルで作りやすい。
本物のタイ料理を手軽に味わいたい方におすすめ。ホームパーティでも活躍しそうだ。
■味澤ペンシーさんプロフィール
あじさわ・ぺんしー/タイ料理研究家。タイ南部、ソンクラー県出身。タイの料理専門学校在学中に約2万人が参加したカービングコンテストで2位を獲得。卒業後は有名ホテルなどで料理経験を積み、結婚を機に来日、タイ料理店「ティーヌン」の立ち上げに貢献する。1997年にタイ料理教室を開講後はテレビ、雑誌などでも活躍。『10分で本格タイごはん』(講談社)、『かんたん絶品! タイごはん90レシピ』(主婦の友社)など著書多数。株式会社スパイスロード料理顧問。
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