あると激ウマ！キャンプ飯を美味しくする「3つの調味料」

2023/7/18

自分をもてなす至福の88品日本一おいしいソト呑みレシピ

　非日常！激ウマ！超簡単！酒とつまみを愉しむアウトドア料理。

　2023年7月13日、ソト酒料理家「ぼっち女camp」さん初のレシピ本『自分をもてなす至福の88品日本一おいしいソト呑みレシピ』（KADOKAWA）が発売された。YouTubeでチャンネル登録15万人超を誇る著者が、屋外で身近な調理道具で超簡単にできる88品のレシピをオールカラーで紹介している。今回はその中から、キャンプ飯で使われる基本的な3つの調味料について紹介しよう。

「超簡単」を掲げていることもあり、本書のレシピで使用されるのは、どれも基本的な調味料ばかり。著者によれば、バルサミコ酢のような「買って大さじ1だけ使ってあとどーすんねん......みたいな調味料」はできるだけ避け、手に入りやすく、使い勝手のいいものを主に使ったという。

　では、キャンプにおける「手に入りやすく、使い勝手のいい」基本の調味料とは何なのか。まずは各種スパイス。画像では、GABANのクミンパウダーと、S&Bの「赤缶カレー」が紹介されている。味付けに迷ったときは、とりあえずこれらのスパイスを試してみるのがいいとされる。

　次に、塩について。キャンプで作るようなシンプルな料理では、塩が味を左右するため、岩塩か藻塩を使うと料理が「ぐっとおいしくなる」という。画像ではマスコットの「ボリビア産岩塩」や、長崎県産の海水塩である「矢堅目の塩」が紹介されている。

　最後に大切なのがハーブだ。乾燥されたバジルやパセリのハーブは、味気ないと感じた料理にぱらっとかけると風味が出る。ローズマリー、木の芽、大葉などの生のハーブも使う。特にフレッシュな大葉は、お皿に敷くと香りがいいという。

▼酒がすすむ幸福度MAXレシピ
【PART１】とりあえずあて。
（ホタテの黄身酢がけ／カルボ風半熟たまご／赤いサトサラ　ほか）
【PART２】肉・魚の一品。
（マグロのレア天ぷら／鶏レバーのケチャップ煮／漬け込みスペアリブ　ほか）
【PART３】野菜・豆腐の一品。
（なすのガーリックバター焼き／海苔じゃがバター／厚揚げの明太大葉ホットサンド　ほか）
【PART４】コンビニ・チーズの一品。
（みたらしモッツァレラ／サラダチキン棒棒鶏／ピリ辛砂肝の冷製　ほか）
【PART５】腹ごしらえ。
（究極のＴＫＧ改／ぼっち流オイスター焼きそば／焼きカレー　ほか）
【COLUMN】ぼっち漫画
（行って参れ／愛猫／真冬のキャンプ　ほか）

＜とりあえずあて。＞

湯せんしてしっかり温めるととろんとなるよ「ホタテの黄身酢がけ」

ベーコンは思いっきりカリカリに「カルボ風半熟たまご」

＜肉・魚の一品。＞

揚げ時間要注意！「マグロのレア天ぷら」

炭火で焼くとごちそうよ「漬け込みスペアリブ」

＜野菜・豆腐の一品。＞

とりあえずの一品にも楽「なすのガーリックバター焼き」

明太多めかマヨ多めどっち好き？「厚揚げの明太大葉ホットサンド」

＜コンビニ・チーズの一品。＞

とろっとなったらたれ完成「みたらしモッツァレラ」

＜腹ごしらえ。＞

たまご分けるの割愛しない！「究極のＴＫＧ改」

とろーりとチーズ炙って「焼きカレー」

＜ぼっち漫画＞

「行って参れ」

「愛猫」

「真冬のキャンプ」

■ぼっち女campさんプロフィール
ぼっちおんなきゃんぷ／ソト酒料理家。調理師免許保有。酒とつまみをこよなく愛し、ひとりで自由気ままに屋外酒場を開店するYouTube動画が酒好き界隈で話題に。チャンネル登録者数15万人超(2023年7月現在)。ファンの呼び名は「酔い子」。2022年7月『酒とつまみを愉しむ日本一おいしいソロキャンプ』を刊行。

※画像提供：KADOKAWA

（BOOKウォッチ編集部）