キャンプやお庭で気軽に楽しめるパン作りを紹介した『作って食べて最高に盛り上がる はじめてのおそとパン』(主婦の友社)が2021年9月16日に発売された。本書は、インスタライブやYou Tubeで話題のおうちパン研究家の吉永麻衣子さんの最新刊である。
自宅で「パン教室」を開く吉永さんが教える「忙しいママパパでも焼けるパン」が好評だ。本書では、「おそとパン」を実践するアウトドアが大好きな吉永さんが初めてでも絶対に失敗しない、おいしくできて手も汚れない「おそとパン」の作り方を紹介している。難しい工程は一切ないので、お子さんと一緒にチャンレンジしてみるのも楽しそうだ。
パン生地は、材料を厚手ビニールに入れて、シャカシャカと混ぜるだけ。作るよりも片付けを考えてうんざりしていたパン作りも、調理器具や手が汚れてしまう心配もせずに気軽に始められそうだ。
ビニール袋でシャカシャカした生地がひとまとまりになったら、チューブバターを入れて手で揉み込むだけだ。常温ならほぼ1時間で発酵する。これでパンの元となる生地が完成。形を整えて、フライパンやホットサンドメーカーを使って焼けば「おそとパン」の出来上がりだ。
キャンプ初心者さんは、出かける前日に生地をお家の冷蔵庫で冷やし、発酵まで終わらせてから持っていくのもいいかもしれない。現地では生地の形成と焼く工程のみなので、余裕を持ってキャンプ飯を楽しめそう。
・話題のメスティンを使ったほっかほかのふんわりパン
最近は100円ショップなどでも購入できるようになったアウトドアグッズ。そのなかでも、ご飯を炊く、煮る、炒めるなど多様な調理ができることで人気のキャンプクッカー「メスティン」でパンを焼くのもオススメ。じっくりと焼き上げるので驚くほどふんわり美味しいパンを作ることができるという。
・ホットサンドメーカーを使えば外はサクサク中ふんわり
発酵した生地に好きな具材をサンドしてホットサンドメーカーを使って焼くのも最高。中はふんわり、外はサクサクで美味しすぎるホットサンドの完成である。
・憧れのダッチオーブンで本格的パン焼きに挑戦
キャンプ上級者は少しハードルを上げて、ダッチオーブンを使ってパン焼きにチャレンジしてみよう。厄介な火加減の調整に苦戦するのもアウトドアの醍醐味である。高温の炭火で焼いたパンの美味しさは格別だ。
ほかにも、棒に生地を巻き付けて直火で焼く棒巻きパンの作り方も紹介。子どもたちが大喜び間違いなしだ。また、災害にあったときなど、もしものときに役立つ「防災パン」の情報も掲載している。
空前のアウトドアブームを彩るために、ぜひ生地から作る「おそとパン」作りにチャレンジしてみてはいかがだろうか。
■吉永麻衣子さんプロフィール
兵庫県宝塚市出身。聖心女子大学卒業後、一般企業を経てパンの世界へ。自宅での「パン教室」をスタートし、「忙しいママパパでも焼けるパン」が好評に。You Tubeやインスタライブなど各動画配信も大人気。自ら主宰する「おうちパンマスター」は全国で5000人以上が取得済。そのメンバーたちで作る「おそとパン」をひろめるための「おそとパン部」は、450人で活動中。
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