今年の冬は寒い。新潟など東北地方では記録的な大雪が降り、東京でも冷え込む日が続いている。冷え症に悩む女性にとっては、さらに辛く感じられるのではないだろうか。
慢性的な冷えは肩こりや腹痛、むくみなど体調不良の引き金にもなる。冷え改善には色々な方法があるが、食べ物でも対策ができる。しっかり美味しく食べて、体調を改善できる料理を紹介している本がこちら。
2022年12月26日発売の『お医者さんが教えてくれた 一年中冷え知らずごはん』(KADOKAWA)では、旬の食材を使った冷え対応の料理を紹介している。
日本初の「冷え外来」を解説し、漢方医として活躍する医師・渡邊賀子さんと、人気料理家のワタナベマキさんが協力して冷え対応レシピを考案。ちょっとした工夫で、体調改善ができるレシピとなっている。
それぞれのレシピには、何が冷えに効果がある食材なのかが明記されている。置き換えのヒントも紹介されているので、自宅にある食材や好みの食材にカスタマイズできる実用的な一面も嬉しい。
本書掲載の料理の一部を紹介していく。
春・さわらのアクアパッツア
夏・トムヤム鍋
秋・さつまいもと牡蠣のグラタン
冬・牛肉とブロッコリーの中華炒め煮
どれも旬の食材を活用した料理なので、年間を通して冷え改善ができる。体の中からしっかり温まれる料理でおいしく健康になろう。
■ワタナベ マキさんプロフィール
わたなべ・まき/料理研究家。デザイナー時代に友人や知人のために作ったまかないやお弁当が評判を呼び、ケータリングサービスを始め、料理の道へ。現在テレビや、雑誌、書籍などで、作りやすくバランスのよいレシピを提案している。中学生の息子の母としての顔も。主な著書に『作り込まない作りおき』『何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい』『まずは塩しましょう 無駄なくおいしく食べきる』『ワタナベマキの台湾食堂』(すべてKADOKAWA)がある。
■渡邉 賀子さんプロフィール
わたなべ・かこ/医学博士、漢方専門医。久留米大学医学部卒。1997年、北里研究所にて日本初の「冷え症外来」を開設。2003年、慶応義塾大学病院漢方クリニックにて一般漢方外来を担当しながら、女性専門外来「漢方女性抗加齢外来」を開設。2004年、女性のための漢方治療に特化した「麻布ミューズクリニック」を開業。現在、熊本市の帯山中央病院で理事長を務める。
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