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あなたは大丈夫? 増えるアルコール依存。「飲酒寿命」を延ばす「体によいお酒の飲み方」

酒飲み医師が教える 体によいお酒の飲み方

 2022年12月6日、現役医師のメソッドで一生健康的にお酒を楽しむためのガイドブック『酒飲み医師が教える 体によいお酒の飲み方』(扶桑社)が発売された。

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 本書は、酒ジャーナリスト・葉石かおりさんが専門家に取材をした知見をまとめた1冊。そのノウハウをもとに、葉石さんがおすすめする「体によいお酒の飲み方」を伝授している。

 新型コロナウイルスの流行に伴い、酒量が減った人、家飲みが増えて酒量が増えた人など、飲酒生活が激変した人も少なくないだろう。葉石さんは後者だった。家飲み生活で、5リットルの業務用ウイスキーが一瞬でなくなったとき、「さすがにこれでは健康によくない!」と、改めて飲酒量を考えるようになったという。

 お酒好きの葉石さんの中に、断酒(禁酒)という選択肢はなかった。そこで、いつまでも楽しく健康的に飲酒できる「飲酒寿命」を延ばすため、減酒生活をスタート。

「一生涯飲み続けるためにも、本書を通して健康を脅かすことのないお酒の飲み方をお伝えできれば、お酒をこよなく愛する私としても、これほど嬉しいことはありません。(中略)『飲むな!』ではなく、意識して飲もうが大切!!」

 日本にいるアルコール依存症予備軍は約900万人。コロナ禍で急増する恐れがあるという。「飲酒寿命」を延ばす飲み方を意識して、健康的な飲酒生活を送ろう!

《目次》

プロローグ「いつまでも楽しく健康的にお酒を飲むために」
あなたは大丈夫?コロナ禍でさらに急増の恐れ! 高齢者のアルコール依存が増えている
飲酒量の見える化が大事! アルコール依存度チェック

PART1「酒は百薬の長」ってホント? お酒と上手に付き合おう
・"生体の化学工場"と言われる 肝臓ってどんな働きをするの?
・お酒を飲むと起こる体の反応 そもそも酔っ払うって何?
・飲みすぎが大きな要因に 肝臓の状態を知ろう
・健康維持には大切! 医者がよく言う「適量」って?
・頭痛や吐き気、嘔吐...... 二日酔いはなぜ起こる?
・最新科学で判明! お酒と病気の関係 お酒は少量でも病気のリスクに
・徹底解剖! お酒に関するウソ?ホント?
・絶対ダメ! 体に悪い危険な飲み方
お酒コラム「アルコールはどのくらいで体から抜けるの?」

PART2「医師が教える! 体によいお酒の飲み方」
・おつまみ選びが大事! 体によいお酒の飲み方
・お酒好きに知ってもらいたい! 二日酔いを回避する方法
・二日酔いを防ぐ!葉石さんおすすめ! 酒飲みのお供アイテム
・酒の肴はコレに決まり! サッと作れる体によいおつまみ

【最初のおつまみ】レシピ
エビワンタンのマヨポンソース/ダイスチーズとカラフル野菜のマリネ/サーモンのカルパッチョ/ちぎりキャベツ味噌ドレッシング/ブロッコリーとカニかまの卵あんかけ/山いも、オクラ、きのこのわさびしょうゆがけ/トマトとサラダチキンのカナッペ/枝豆とピーナッツのじゃこ炒め
【中盤のおつまみ】レシピ
長いもとキムチの豚肉しそ焼き/納豆チーズ餃子/タコの酢味噌和え/漬けカツオのユッケ/鶏レバーと切り干し大根のねぎ油和え/鶏ささみときゅうりのたらこ和え/サバ缶の薬味和え/ちくわとじゃがいものきんぴら
【締めのおつまみ】レシピ
けんちん味噌汁/きのことタラのおろし煮/わかめの鶏団子/オートミールカニ雑炊
・お手軽で便利 コンビニ&スーパーで買うならおつまみはコレ!
・体によいお酒の飲み方Q&A
・飲酒寿命を延ばすための断酒・減酒のコツ

エピローグ「自分にとっての"適量"を探して健康的な飲酒生活を送る」


 
  • 書名 酒飲み医師が教える 体によいお酒の飲み方
  • 監修・編集・著者名葉石 かおり、浅部 伸一 監修
  • 出版社名扶桑社
  • 出版年月日2022年12月 6日
  • 定価1,210 円 (税込)
  • 判型・ページ数AB判・64ページ
  • ISBN9784594619596

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