映画『ヤクザと家族 The Family』と『劇場版 きのう何食べた?』で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した実力派俳優、磯村勇斗さんと世界的フォトグラファーのレスリー・キーさんがタッグを組んだ写真集「PASSAGE」(東京ニュース通信社刊)が11月4日に発売された。
11月6日には、記念イベントと会見が行われ、登場した磯村さんは完成した写真集を手に取り「レスリーさんが切り取る写真を僕はずっと好きで、この5年間、レスリーさんに沢山撮っていただいただいて、大満足の1冊になったのかなと思います。5年間のいろいろな成長をみられる写真集にもなっているので、非常に満足しております」と笑顔を見せた。
また、5年間にわたる撮影で一番印象的だったことを聞かれると「どれも印象的で、特にこの写真の時、ホテルの浴槽にバーッと入って躍動的に撮るとか、ホテルのベッドで騒ぐ一瞬を切り取る時のセッションは、2人とも童心に戻って写真を撮っていたので、とても印象的でした」と当時を楽しそうに振り返った。
会場にはスペシャルゲストとしてレスリー・キーさんも登場。磯村さんの魅力を聞かれ、「5年前に初めて会った時から今まで、すごい純粋なところと力強いところが、ずっとずっと変わらないことが素晴らしいと思う。初めて撮影をした時に、5年間かけて撮影して写真集にしたいとすぐに思い、思わず言ったのは人生で初めて。本当に久しぶりにすごい俳優さんに出会ったなと思っています」と語った。
今回の写真集では、5年間で撮影された全10万枚のうち、選び抜かれた約200枚の写真を収録。お気に入りの一枚を聞かれると、迷いつつもレスリーさんは磯村さんの表情が光るページを選択した。
「このシリーズはとても好きだなと思って。勇斗の魅力がみんな完璧にいろいろ見えると思います。簡単に見えるんですけど、なかなか難しい。やっぱり俳優は表情と表現が大事じゃないですか。『彼はモデルじゃないから、ダントツ俳優ですから。』と思っています」と磯村さんの表現力を絶賛した。
映画にドラマへの出演、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞など大車輪の活躍となった磯村さんは、写真集のタイトルでもある「PASSAGE」という言葉が相応しい1年となった。今年1年を漢字一文字で表すとしたら?という質問には、「変」を挙げた。
「いろいろな変化があって、そしてこれからも変わっていきたいと思うし、『PASSAGE』の意味も込めて"変化"の"変"ですかね。まだまだ変化していきたいという希望も込めて"変"にします。(中略)30歳になって、これから40歳に向けての10年間、自分自身でもとても楽しみなので、いろいろな枠にとらわれずに、もっとエネルギッシュにアグレッシブに枠線を超えていきたい。怖がらずに安定を求めずにトライしていきたい。」
■磯村勇斗さんプロフィール
1992年9月11日生まれ。静岡県出身。乙女座。A型。'14年に俳優デビュー。'15年に『仮面ライダーゴースト』にアラン/仮面ライダーネクロム役でレギュラー出演。これまでの主な出演作は、映画『ういらぶ。』('18)、『今日から俺は!!劇場版』('20)、『ヤクザと家族 The Family』、『東京リベンジャーズ』(共に'21)、『前科者』、『ホリック xxxHOLiC』(共に'22)、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK総合ほか)。ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)、大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合ほか)、ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系)など。第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。現在、映画『PLAN 75』、『ビリーバーズ』、『異動辞令は音楽隊!』、『さかなのこ』が公開中。
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