モダンでおしゃれ。それでいてどこか懐かしさを感じさせるラトビアのミトン。先がとんがっているのが特徴的だ。
11月14日に発売された『ラトビアのミトン200』(誠文堂新光社)は、ラトビアの編み物名人によるミトンを紹介する写真集。掲載数は200組、240ページの見ごたえある超大作だ。
豊かな色合い、創造性に富んだデザイン、高い技術。ラトビアのミトンは実用的な防寒具としてだけでなく、冠婚葬祭などでの贈り物や記念品として特別な役割を果たしてきた。
編み込まれているのは、この国の美しい自然と伝統的な神様の文様。そこにはラトビア人の誇りと世界観が詰まっている。
ページを彩るラトビアの美しい風景とともに、素晴らしい手仕事の世界を楽しめる。ミトンを通して見えてくる伝統と文化、繊細な手作業の世界を堪能しよう。
■LIEPA(リエパ)
編集者/中田早苗、フォトグラファー/蜂巣文香、ラトビア雑貨専門店「SUBARU」オーナー/溝口明子によるエディトリアルトリオ
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