現在55歳、16年前に離婚して3人の子どもとともに団地暮らしを始めたライターのしょ~こさん。もともとインテリアが好きで、インテリア雑誌のライターを続けてきたのに、仕事と子育てで手いっぱいで、自分の部屋は荒れ放題。子どもたちも同じで、家中が常に散らかっている状態だったという。
長男と次男が独立してからも、娘と気楽な二人暮らし。部屋は片付くことはなく......。ところがそんな生活が、この2年で<激変>した。
10月14日に発売されたしょ~こさんの著書『不要なものを手放して、50代からは身軽に暮らす 自分、おかえり!』(主婦の友社)では、しょ~こさんが実践した片づけの方法や、片づけ前後の部屋のビフォーアフター、片づけを通して見つけた、身軽に明るく生きる「思考のヒント」や「暮らしの工夫」を紹介している。
『Comehome!』(主婦と生活社)や『暮らしのまんなか』(扶桑社)など、人気のインテリア雑誌でライターとして活躍していたしょ~こさん。しかし、出版不況にパンデミックが重なり、仕事は激減。途方に暮れていたある朝、春の日差しに誘われてふとベランダに出て見たら、目の前に気持ちのいい景色が広がっていることに気がついたという。14年も暮らしていたのに、足元の景色にすら、気がつかなかったなんて――。
「空がきれいやなぁ」
「山もきれいやで」
娘とふたり、ベランダで過ごしたこのひとときは、
コロナ禍の不安やこの先の不透明な未来のことを
忘れることができ、気分も少し晴れました。
(プロローグより)
そのベランダでの「気づき」をきっかけに片付けを始め、築50年の団地を新居さながらの部屋に生まれ変わらせたしょ~こさん。Instagramでその過程を発信すると、瞬く間にフォロワー約7万人の人気インスタグラマーに。
しょ~こさんは、片付けやInstagramでの発信を通して「いらない思考」を手放し、本来ののびのびとした自分自身が見えてきて、軽やかに生きられるようになったという。時間やお金の使い方にも変化があり、自分をゴキゲンにする方向にシフトした。本書でも暮らしのこだわりを紹介していく。
新しいことを始めるには、もう気力も体力も自信がない。そんな時はまず、身の回りを整理して、自分らしい暮らしを追求するところから始めてみてはいかがだろうか。今まで気がつかなかった小さな幸せや、やってみたかったことを始めるための手がかりが見つかるかもしれない。
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