アフリカ大陸北部からアラビア半島まで、アラブ語を母国語とする国々は、各国で異なるユニークな食文化をもつ。
2022年6月30日発売の『はじめてのアラブごはん 手軽に作れるエキゾチックレシピ62』(インプレス)では、著者の小松あきさんが暮らしたことのあるシリアとエジプトの料理を中心とした62のレシピが紹介されている。
レシピには、牛ひき肉や鶏肉などの肉類(好みに応じて、ラム肉を使ってもOK)、トマトやナス、ひよこ豆やレンズ豆、ヨーグルトなどを使用。近所のスーパーで手に入る食材で、異国の料理を楽しめる。
アラブ料理の前菜では、野菜や豆が多く使用される。
定番のレンズ豆のスープもおうちで作れる。
ブルグル(ひき割り小麦)でひき肉を包んで揚げた料理。コロンとしていてかわいらしい。
中東を代表するお菓子バクラワ。小松さんがシリアのお菓子工房で教わったという簡単レシピを掲載。
巻末にはアラブの国々の市場やレストラン、お菓子屋さんの風景も掲載されており、読み物としても楽しめる。
「アラブ料理」というと想像がつかない方も多いだろう。目次にも、シャクシューカ、コシャリ、シャワルマ、マアルーム...といった、聞いたことのない名前が並ぶ。どんな料理なのか、ぜひエキゾチーーーック!な味を再現してみて。
【目次】
はじめに
アラブ料理とは?
アラブごはんの下準備
アラブごはんに使う特別な食材
【Part 1 スープ&前菜など】
レンズ豆のスープ、シーフードスープ、エジプト風モロヘイヤスープ、ピタパン、ホンモス(フムス)、焼きなすと白ごまのペースト、焼きなすと野菜のサラダ、シャクシューカ、オクラのオイル煮、そら豆のにんにくパクチーあえ、 マリネ2種(なすのにんにくビネガーマリネ、トマトのにんにくビネガーマリネ)、パセリとブルグルのサラダ、アラブサラダ、 ほか
【Part 2 野菜&豆料理】
白いんげん豆のトマト煮込み、キャベツのマハシー、オクラのポタージュ風、シリア風モロヘイヤの煮浸し、里芋の煮込み、カリフラワーの揚げ煮
【Part 3 肉料理】
グリル3種(コフタ、ラムの串焼き、チキングリル)、ミートボールのオーブン煮込み、フライドクッベ、お米のクッバ、なすのファッテ、餃子のヨーグルト煮、揚げなすとひき肉の煮込み、チキンとくるみの煮込み、シリア風ビッグハンバーグ
【Part 4 米料理】
チキンのカブサ、揚げ魚の炊き込みごはん、コシャリ、エジプト風肉のファッタ、マクルーベ、そら豆ごはん、シャアリーヤ入りライス
【Part 5 軽食】
ひき肉のピザ、ひよこ豆のコロッケ、チキンのシャワルマ、にんにくクリーム、サンブーサ(サモサ)2種(チーズのサンブーサ、ひき肉のサンブーサ)、ひよこ豆とヨーグルトのファッテ、ホットひよこ豆
【Part 6 お菓子&飲みもの】
バクラワ、マアムール、白ごまのクッキー、アラブ風ショートブレッド、エジプト風パンプディング、チーズのハラーワ、ミルクプリン、トルココーヒー、レモンミントドリンク、ヨーグルトドリンク
【アラブの国で見つけたおいしいものと食にまつわる風景】
地元の人たちでいつもにぎわう――スーク、炭火焼肉を堪能しよう――エジプトのケバーブギー、誰もが感激する食の宝庫!――レバノンのレストラン、老若男女に愛される――お菓子屋、人々が待ち望む――ラマダーンの風景と食卓
Index(主な食材別)
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