昨年話題になったテレビ東京の「おじさまと猫」は、人気の猫マンガが原作だった。数ある猫マンガの中から感動と癒しの3作品を、猫好き記者が紹介する。しゃべるカウンセラーあるいは哲学猫、元の飼い主を探す美少年猫、保護猫と暮らしたい独身男子、どこから読む?
飼い始めた猫は、しゃべれる猫だった。飼い主の恋のため息に、「なぁ...大きなお世話と思うけど いっそのこと 告白してみたらどうやろ なんにもしなかった恋は 引きずってしまうもんや」「ならいっそ盛大にふられてみたら?」と、けしかける猫。恋の行方に寄り添い、飼い主の心のケアまでしてしまう。
こんな調子で出会った人の悩みを聞いているうちに、「話聞きます」屋さんを開店。人間関係に悩む人々、人の境遇と才能を羨む学生など、さまざま人がモヤモヤした気持ちを猫さんに少し軽くしてもらって、自分だけの人生を歩みだしていく。3巻まで、単行本化され、現在もコミックシーモアで配信中。
就職で上京した尚は、仕事帰りに偶然立ち寄った保護猫カフェで1匹の運命の猫に出会い、一緒に暮らせるようにと奔走する。しかし準備が整い迎えに行ったのに、運命の猫は他所にもらわれ、一歩遅かった。それならばと、保護猫のシェルターを訪れてみたものの、独身男子が保護猫を飼うには高いハードルがあることを知る。シェルターを支える人々との交流から尚も手伝うように。保護猫と家族になりたいと願う男子達(女子も!)の奮闘の行方を、さまざまなエピソードで描く。愛に溢れた猫物語、じっくり読みたい人におすすめ!第28話まで公開中。
人の顔色をうかがってばかりいるサラリーマン・赤井は、「いい人なんだけど...」と体よく彼女に振られた雨の夜、「ありのままの俺を必要としてくれる人がどこかにいたらいいのに」と嘆く。そのとき、一匹の捨て猫に出会った。気まぐれに拾って帰ると、翌朝、猫はなんと美少年に変身していた。美少年猫は元の飼い主を探すため、「ありのままの赤井」の助けを求める。ウルウルした目に負けた赤井は飼い主探しに巻き込まれていく。「これで女なら...」と呟く赤井と美少年はどうなる?泣き、笑い、癒され、傷つき、シーソーのように揺れる気持ちが絆を築いていく。
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