2月22日は「にゃん、にゃん、にゃん」で猫の日だ。特に今年、2022年は「2」が6つも連なる「スーパー猫の日」として、書店でも盛り上がりを見せている。 本記事ではそんなスーパー猫の日におすすめの最新猫本を5冊紹介する。
環境省の発表によると、令和2年度には19,705匹の猫が殺処分された。その数は年々減少してはいるものの、この状況に心を傷めないわけにはいかない。そんな中、最近では保健所などに保護された猫、いわゆる保護猫を飼う人も少なくない。『猫にひろわれた話』(猫びより編集部編・辰巳出版)は、保護猫と人とのエピソードを22篇集めた本だ。
たっぷりの写真とともに綴られている物語は、感動のエピソード、くすっと笑えるエピソードなど様々。SNSで人気だったり、テレビで話題を集めたりしている保護猫も登場する。装画はマンガ『俺、つしま』で知られる、おぷうのきょうだいさんが描き下ろしている。本書で、保護猫の魅力を堪能してはいかがだろうか。
『猫がいてくれるから』(主婦の友社)は、「主婦の友社読者ネットアンケートクラブ」に寄せられた、猫との体験談による実話17篇を収録している。引きこもりの息子を暗闇から連れ出してくれた子猫、認知長の母が忘れず愛し続けた猫、コロナ禍の中での不安を猫に救われる日々などなど、泣けて、ほっこりできて、生きる力をもらえるエピソードが盛りだくさんだ。各話の最後に付くそれぞれの猫の「プロフィール」を眺めているだけで、一匹一匹の「猫生」に思いを馳せることができる。
続いて紹介するのは『猫がよろこぶ快適な部屋づくり』(加藤由子、RoomClip監修・誠文堂新光社)だ。動物行動学の専門家・加藤由子先生とインテリアのコミュニティアプリであるRoomClipがタッグを組んで猫と人が過ごしやすい環境を、実例を交えながら紹介している。多頭飼いの場合のコツや、猫がごきげんになる部屋など、具体的かつ使えそうなネタが盛りだくさん。猫を飼っている人は一読の価値あり!
猫写真家・沖昌之さんの写真集『必死すぎるネコ』シリーズは累計8万部のベストセラー。そのシリーズ最新刊『必死すぎるネコ~一心不乱篇~』(沖昌之・辰巳出版)もおすすめだ。糸井重里さん、黒柳徹子さん、加藤一二三さん、藤あや子さん、かまいたち山内健司さんらが揃って絶賛したという本写真集。勢い余って逆さまになってしまった猫、落ち葉とバトルする猫など必死な猫の姿を捉えている。その姿にくすっと笑ってしまう。
最後に紹介するのは絵本『ねこのラーメンやさん』(KORIRI・金の星社)だ。著者は2匹の保護猫と共に暮らすKORIRIさん。本書は、グッズ展開でも人気を集めている、猫が人間のように暮らす世界を描いた『世にも不思議な猫世界』シリーズからの絵本化第2弾。主人公は町で人気のラーメン屋さんのマオさん。こだわりのかつおぶしを使ったラーメンを出すのに、お客さんは誰も食べようとしない......。なぜだろうか。読者からは次のような声が寄せられている。「第2弾、待っていました~。今回の舞台はラーメン屋さん。かつおだしたっぷりのラーメンは本当に美味しそうでした。お客のニャンコたちも即食べるかと思ったら・・・猫あるあるでした。」猫好きにもラーメン好きにもおすすめの絵本だ。
バリエーション豊かな猫の本を5冊紹介してきた。猫を飼っている人も飼っていない人も、2月22日は猫の世界を思いっきり堪能してみては。
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