あなたはどのくらい猫のことを知っているだろうか。
猫の習性、カラダのこと、歴史やトリビアなどを網羅した『ニャンでかな? 世界一楽しく猫の気持ちを学ぶ本』(宝島社)が1月25日に発売された。
マイペースな気分屋さんだけど、たまに擦り寄ってきて、とてもキュートな猫たちはいつも何を考えているのだろうか。彼らの生態に一歩近づくためのヒントが詰まった新感覚の書籍である。
本書の監修者は、長く猫の専門医療に携わっている服部幸さんだ。
猫について知る、理解することで、猫のよりよい暮らし、健康に繋がると思っています。この本があなたや家族である猫のお役に立てることを心から願っています。
目次は下記の通りだ。
はじめに
第1章 猫の習性
第2章 猫のカラダ
第3章 飼い猫
第4章 猫の食べ物
第5章 野良猫
第6章 猫の不思議
ここでは、「第1章 猫の習性」と「第2章 猫のカラダ」から、一部紹介しよう。
猫だけに限らず、習性とは習慣によって作られるもの。あなたの身近な猫ちゃんもこんな癖はないだろうか。本書では画像のように、ゆるくて可愛い画像とポイントを絞った端的な説明で、「猫の習性」を紐解いていく。
Q 猫はどうして箱やダンボールに入りたがるの?
A 野生時代の名残で、暗くてせまいところを本能的に求める傾向があるからです(諸説あり)。
さらに、「シッポの動きのひみつ」「猫が汗をかく場所って?」「猫種でわかる病気のこと」など、カラダのことを知れば、ますます彼らの行動の謎が明らかになる。
「第2章 猫のカラダ」では、雪国そだちの猫の写真も掲載されている。めいっぱい体を伸ばして雪玉をキャッチしようとする姿にびっくり!
Q 雪の上を歩く猫を見ると、はだしの肉球が心配になってしまうのですが......。
A 日本国内ではさほど心配いりませんが、一定の条件下ではしもやけになることもあります。
これから猫と一緒に暮らす方も、猫大好きなあなたも、癒されながら行動や習性を知って、猫の気持ちに寄り添っていこう。
■監修者・服部 幸さんのプロフィール
獣医師。東京猫医療センター院長。JSFM(ねこ医学会)CFC理事。北里大学獣医学部を卒業後、2005年から猫専門病院の院長を務める。2012年に東京猫医療センターを開院。2014年、国際猫医学会からアジアで2件目となる「キャット・フレンドリー・クリニック」のゴールドレベルに認定される。その後も長く猫の専門医療に携わる。著書・監修書に『ネコにウケる飼い方』(ワニブックス)、『ネコのキモチ解剖図鑑』(エクスナレッジ)、『イラストでわかる! ネコ学大図鑑』(宝島社)などがある。
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