さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」 前回2022年3月21日は、「メタバースを考える」をテーマに放送。BOOKウォッチ編集部おすすめの本は『メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」』(岡嶋裕史 著、光文社)。
どんな内容なのかは、記事「自分にとって都合がいい快適な世界はどこ?」も合わせてご覧ください。
番組では、お笑い芸人エルシャラカーニのセイワ太一さんと山本しろうさんのお二人が、さまざまな角度から「メタバース」について考えました。
エルシャラカーニ メタバースとは仮想世界のことです。現実世界に身体がありながら、もう一人の自分が仮想世界でも行動できます。技術が発展してきており、そこで会議をしたり、土地を購入することもできます。身近にあるものでいうと、オンラインゲームが多いです。
入山 世代にもよりますが、パーマンの例えはわかりやすいですね。
仮想の分身の自分をバーチャル空間上に作り、そのコピーロボットが自分の代わりに動いてくれます。インターネットやゲームの中で、自分の代わりとなるコピーロボット同士が交流できるようになっています。
一番有名なのは世界的に大ヒットしているオンラインゲーム「フォートナイト」で、バーチャル空間でチームを組んだり戦うことでコミュニケーションが取れます。ここにビジネスチャンスがあるとも言われており、実際この空間でコンサートを行われたりしています。
入山 現在のメタバースはバーチャルリアリティですが、この先にあるものはアニメ「コブラ」の世界と言われています。つまり、脳に信号を直接送ることで、違う経験をさせるのです。この技術は世界的にも実用化されつつあり、わかりやすいのはイーロンマスクです。良い部分は自分が多様な経験ができる点ですが、課題は本当の自分を見失ってしまうことです。
本当にメタバースの世界が浸透した場合、仮想の世界でたくさんの自分が多様な経験をするので、本当の自分の証、つまりアイデンティティをしっかり持つことが大事になって来るでしょう。
次回は、本日3月28日(月)19時から「情報の取り扱い方をアップデートする」をテーマに放送。
詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!
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