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義母が8歳サバ読み、離婚歴を隠していた?!  遺品整理で親の「不都合な真実」に慌てないために

AERA(アエラ)2022年2月28日号

   「AERA(アエラ)2022年2月28日号」(朝日新聞出版)の巻頭特集、「コロナが変えた老親と子の距離感」では、会えないことで質・量ともに変化した親子のコミュニケーションの実態と、逆に見えなくなった「終活」をリモートで支援するノウハウを紹介している。

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コロナで親子の距離は縮まった?

   コロナで帰省を控えている方も多いだろう。もう2年以上も帰っていない...という方もいるのでは? そうなると、老親とのコミュニケーションの形も変わっていく。特にITツールを駆使する場面で、喜ぶ人も困る人もいるようだ。

   アエラは多くの「老親と子」に取材。物理的な距離が遠ざかった分、スマホでのメッセージのやり取りやビデオ通話で心の距離は縮まった、という人もいれば、「LINEの頻度も減り、会えないので意思疎通ができなくなった」、「緊急事態宣言下に理由もなく帰省を強いられた」など、疎遠になってしまったり、わずらわしさを感じたりする人も。さまざまなケースから、親子の関係は「ちょっと面倒なくらいがちょうどいい」と結論づけている。

   また、「会わないとできない」と思われていた親の「終活」をリモートで支援するノウハウも取材。大半の高齢者が「遺族に迷惑をかけたくない」と考えていても、実際にきちんと終活している人は少ない。「遺品のエンディングノートにはほぼ何も書かれていなかった」というケースも珍しくない。
 中には、「預貯金の通帳に記帳がなくて残高確認に手間取った上、住宅ローンが完済されていなかった」「義母は離婚歴を隠して義父と結婚していた上、年齢を8つサバ読んでいた」などなど、とんでもないエピソードも。このような困りごとを招かないように、リモートでもできる支援のノウハウをデジタル編、お見送り編、暮らし編、公的サービス編、親の資産編にわけ、41のチェック項目をリスト化して紹介している。

三宅健が表紙に初登場

   表紙は今回、初登場となる三宅健さん。安倍晴明役で主演する舞台「陰陽師 生成り姫」の開幕を2月22日に控え、蜷川実花のカメラの前に立った。

   これまでに出演してきた「和もの」の舞台やドラマには「因果応報」という共通のテーマがあったという。そして、話題は家具へのこだわりへ展開。さらに、ファンの存在の大きさについても今一度語る。

   月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」では、前回に続き、平間至さんからポートレートのライティングを学んでいく。向井さんの持ちネタでもある、2021年のインスタ流行語大賞流行語部門1位にも選ばれた一発ギャグ「もみあげ手裏剣」を2人で撮りあう場面も。

   King Gnu井口理さんがホストを務める人気の対談連載「なんでもソーダ割り」は、俳優の菅田将暉さんをゲストに迎えたアラサー男子トークの第2回目となる。紅白歌合戦にまつわるトークや出会いについて語る。

   注目の起業家を取り上げる短期連載「起業は巡る」の第3シーズンでは、ホワイトカラーを「シャドーワーク」から解放すると述べるストックマークの林達さんが登場。

   その他にも下記のような記事が掲載されている。

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※画像提供:朝日新聞出版


  • 書名 AERA(アエラ)2022年2月28日号
  • 出版社名朝日新聞出版
  • 出版年月日2022年2月21日
  • 定価440円(税込)
  • 備考原稿の方で太字だったのですが中見出しの指示がなかったので、太字にしておきました。

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