さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」 前回2022年1月24日は、「エンテックは何をもたらすのか?」をテーマに放送。BOOKウォッチ編集部おすすめの本は『エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来』(古舘 恒介 著、英治出版)。
どんな内容なのかは、記事「この世のすべては、E=mc二乗だった!」も合わせてご覧ください。
番組では、カーマインワークス合同会社代表の深田昌則さんと、オクトパスエナジー日本CEOの中村肇さんが、エンテックは何をもたらすのかなどの話題について熱いトークを繰り広げました。
深田 一念発起して個人の会社を立ち上げました。パッションの赤を持ちつつ、青を取り入れ冷静にロジカルに事業を進めていければと思い、カーマインという色を社名に選びました。
新規事業に限らず、新しい価値づくりに取り組み、社会変革プロジェクトを支援するような事業を起こしていきたいです。
中村 オクトパスエナジーは、イギリスで設立された新興エネルギー企業です。再生可能エネルギーが普及拡大する中、デジタルの力でより使いやすく提供する企業が増えており、東京ガスでも新しいサービスを進めるため提携に至りました。
新料金プラン「グリーンオクトパス」では、非化石証書がつく再生可能エネルギーのみを使用して電気を供給しています。一般的には高いとされる再生可能エネルギーを、今回一番安い料金設定で提供し、普及を目指しています。
中村 エネルギーは貯められないので、需要に合わせて調整して必要量を供給します。しかし、自然エネルギーは供給側での調整ができません。
そのため、需要側で調整する仕組みが必要となります。ここでデジタル技術が必要不可欠になります。デジタル技術に強みを持つオクトパスの力を借り、日本でも再生可能エネルギーの普及を実現していきたいと考えています。
今後はエネルギー会社と様ざまな産業とのコラボレーションが起こっていくと思います。
深田 例えば、パナソニック製品を使うお客様は全世界の1%の電力を使用していると言われています。2030年までにこの全てで温室効果ガス排出0を目指すにあたり、例えばオクトパスさんと協業し、電力の最適化利用が可能な家電を作るといったことも考えられます。
次回は、本日1月31日(月)19時から引き続き「エンテックは何をもたらすのか?」をテーマに放送。
詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?