「いつのまにかお金がなくなっている...」「何に使ったか分からない...」
お金は貯まらないないものなんだよね......となかば諦めていた人に朗報。お金が貯まらない理由を、吉本芸人がとてもわかりやすく教えてくれる本が登場した。
吉本興業所属のお笑い芸人で元国税局職員のさんきゅう倉田さんの著書『お金持ち 貧困芸人 両方見たから正解がわかる! 元国税職員のお笑い芸人がこっそり教える 世界一やさしいお金の貯め方 増やし方 たった22の黄金ルール』(東洋経済新報社)が話題だ。読者からは「目次を読むだけでためになる!」「的確すぎて耳がイタイ!」「よくあるハウツー本ではない」といった声が寄せられている。
倉田さんは、「お金が貯まらない人にはお金が貯まらない人の共通点がある」と指摘し、以下の「お金が貯まらない人のよくある7大悪習慣」を紹介している。
・週に3回以上、「ATM」でお金を引き出す
・交通系電子マネーはいつも「1000円ずつチャージ」する
・財布の中が「ポイントカードで」いっぱい
・空き時間はずっとスマホゲーム、課金も厭わない
・「ギャンブル」に時間とお金をつぎ込む
・「売ればいいから」と不要なモノを買いまくる
・毎日「カフェラテ」を飲む
「週に3回以上、ATMでお金を引き出す」人や、「交通系電子マネーはいつも1000円ずつチャージする」人は、それによって失う時間と手数料に無関心。総じて、「お金持ちは払わなくてもいいお金や無駄な時間にとても敏感」なのだ。
では、お金持ちになるにはどうすればいいのか。本書では、「貯金」「節約」から「投資」まで、様々な領域のお金に関するルールが紹介されている。
たとえば「節約」のルール。倉田さんは、節約のためにはまず「自分のお金の流れを"見える化"する」ことが大事だと指摘する。家計簿アプリを使い、支出を記録することで「払わなくてもいいお金」を把握し、削減することができるからだ。
一方、「貯蓄」で大事なのは「お金が貯まるシステム」を作っておくこと。余ったら貯金するという態度ではお金は増えにくい。計画的な貯金のルールを決め、それを決して破らないことが大事なのだという。
さんきゅう倉田さんは1985年生まれの芸人・ファイナンシャルプランナー。大学卒業後、国税専門官試験を受けて東京国税局に入庁。中小法人を対象に法人税や消費税、源泉所得税、印紙税の調査を行ったのち、同局退職。吉本興業の養成所NSCに入学し、芸人に。その後、Twitterでの税やお金に関する情報が話題を呼び、執筆や講演、メディアへの出演依頼が増加。東京国税局退職後も独学で税と経済を学び、『週刊東洋経済』『東洋経済オンライン』『ダイヤモンド・オンライン』『プレジデントオンライン』『マイナビニュース』『税と経営』などで執筆。独自の視点と平易な表現で好評を博している。
本書は、昨年12月に発売されて即、重版が決定した。お金の本ではレアケースだという。思わぬ反響の大きさに、倉田さんは次のようにコメントしている。
「国家公務員時代に学んだこと、芸人として見聞きした経験、そしてぼくの異色の経歴をおもしろがって話をしてくださった多くの方との関わり──。お金がない人とそうでない人、その両方を比較して、どんな行動がどんな結果を導くのか、避けるべきNG行動と、ぜひ今日からやりたい黄金ルールは何なのか、それを 1 冊で全部まとめました。 この本を読んで、みなさんの日々の行動によい変化が起こり、お金が貯まるようになればとてもうれしく思います」
表紙に、「6000人の吉本芸人の中で一番お金に詳しい芸人」とある。難しくなりがちなお金の話をわかりやすく解説するのは、芸人の腕の見せどころでもある。「これなら自分にもできそう」と思わせてくれる22の黄金ルールをぜひ本書で確かめてほしい。
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