しるこサンド、ハートチップル、ミレーなどのおやつが地元民に愛される「ローカルおやつ」であることをご存知だろうか。
実は、しるこサンドの出身は愛知、ハートチップルは茨城、そしてミレーは高知だそう。いつも当たり前に食べていた味が、地元生まれのローカル菓子だった、と知って驚いた。
12月8日に発売された『ローカルおやつの本』(グラフィック社)には、全国のローカルおやつが大集合。見ているだけで楽しい、懐かしい味が広がるおやつ本だ。
本書には、北海道から沖縄まで全国の「ローカルおやつ」がたっぷり紹介されている。日本各地の地元民に愛されるおやつや飲み物が全250点!
また、しるこサンドやミレー等の全国区で人気者なおやつだけではなく、古くから生産されている郷土菓子やドリンクも紹介されている。仕事や旅行でその土地に行った時に、現地スーパーで購入したくなる。パッケージを眺めているだけでも、多彩なおやつ文化を知ることができる。
特に、愛知県、北海道、沖縄県のおやつ文化は特徴的だそう。それぞれのルーツを辿りながら、工場にまで潜入して、美味しさと人気の秘訣を紐解くおやつを巡る旅企画も必見だ。
最近食べていない地元のあの味も見つかるかも。ローカルお菓子と共に故郷に思いを馳せながら、旧友とおしゃべりしたくなる。
長野県飯田市は、半生菓子の「聖地」だという。小さな最中やどら焼き、洋風バウムクーヘンなど、袋に詰めて並べられている半生菓子の生産量の40%を占めているからだ。そんなトリビア情報もチェックできる。
もちろん、東京出身のローカルおやつだってある。本書を手に、ひと口食べて安心できる優しい味を探すおやつ旅を楽しんでみては。
実際に旅した時にも、スーパーを覗いて、ローカルおやつだけでなく、地元で愛されている食材も探してみたくなる。新しい発見がありそうだ。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?