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名前のせい? 万能なのに活用してない調理器具と言えば...

NHKまる得マガジンMOOK スイッチひとつでこんなにおいしい! 魚焼きグリル&炊飯器 徹底活用レシピ

   名前のせいで、長いことその実力を知られていなかった「魚焼きグリル」と「炊飯器」。魚を焼く「だけ」、米を炊く「だけ」に使うのはもったいない、万能調理器具である。

   この2つを駆使したレシピは、NHKの情報番組「まる得マガジン」でも好評だ。このたび、NHK出版から魚焼きグリルと炊飯器を活用した人気企画を1冊にまとめたムックが発売された。

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   タイトルは『NHKまる得マガジンMOOK スイッチひとつでこんなにおいしい! 魚焼きグリル&炊飯器 徹底活用レシピ』。料理研究家の武蔵裕子さんが「魚焼きグリル」を、荻野恭子さんが「炊飯器」を担当。それぞれ絶品お手軽レシピをたっぷり紹介している。

   魚焼きグリルではミックスピザ、ハンバーグ、鶏の柚子こしょうグリル、炊飯器ではシーフードパエリヤ、カオマンガイ、ビリヤニなど、本格的かつヘルシーな料理が作れる。

肉も魚介もふっくらジューシーに仕上がる魚焼きグリル

   自宅のガスコンロに組み込まれていることも多い魚焼きグリルは、魚だけではなく肉も野菜もジューシーに焼くことができる優れもの。一般的な家庭用電気オーブンの最高温度が約200度なのに対し、魚焼きグリルは点火後約20秒で300℃以上まで上昇し、最高温度は両面焼きのもので400~450℃(片面焼きでも300~350℃)。焼き上がりまでの時間がスピーディーで、かたくなりがちな肉や魚介類もふっくら仕上がる。

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「魚焼きグリル」を使って(写真:鈴木泰介)

   さらに、グリルの網に乗せて焼くと余分な脂が網の下に落ちるため、脂分を程よくカットしてくれるのも嬉しい。

3ステップで世界の料理を食卓に。

   続いて、炊飯器。本誌では、1品だけでも満足できる、具だくさんの「炊き込みご飯」をご紹介。例えばメキシカンライス、リゾット、ビリヤニ、プロフ、ビビンバなど、全て「米を入れる」「具材を入れる」「炊き汁を入れる」の3ステップで本場の味を再現できる。

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「炊飯器」で絶品炊き込みご飯を(写真:鈴木泰介)

   スイッチを入れるだけで、ほったらかし調理が可能な魚焼きグリルや炊飯器を駆使して、料理のレパートリーを増やしていこう。

   目次は下記の通りである。

Part1 魚焼きグリルで肉も野菜も万能調理
おうちで簡単! 石窯風ピザ ―ミックスピザ/しらすピザ ほか
パリッ!もジューシー!も 肉料理 ―鶏肉の北京ダック風 ほか
うまみがギュッと 魚介料理 ―簡単アクアパッツァ風 ほか
素材の甘さを堪能! 焼き野菜 ―ごちそう焼き野菜プレート ほか
ご飯ものもおまかせ! ―パエリヤ ほか
一度にたくさん! 時短メニュー ―一度に朝食セット ほか
Part2 炊飯器で手軽に世界の炊き込みご飯
スペイン ―シーフードパエリヤ風炊き込みご飯 ほか
タイ ―カオマンガイ風炊き込みご飯 ほか
メキシコ ―メキシカンライス風炊き込みご飯 ほか
イタリア ―きのこリゾット風炊き込みご飯 ほか
中国 ―中華おこわ風炊き込みご飯 ほか
ウズベキスタン ―ウズベキスタンプロフ風炊き込みご飯 ほか
インド ―さばのビリヤニ風炊き込みご飯 ほか
韓国 ―ビビンバ風炊き込みご飯 ほか
■武蔵裕子さんプロフィール
料理研究家。三世代の家族の食卓を毎日切り盛りしてきた経験に裏打ちされたレシピは、おいしく栄養豊かなだけでなく、効率よくつくれると幅広い世代に人気。15年以上前から魚焼きグリルを使ったレシピをさまざま考案し、魚焼きグリルの幅広い活用法を雑誌やイベントなどを通して発信し続けている。
■荻野恭子さんプロフィール
料理研究家、料理教室主宰。アジア、ヨーロッパ、中南米など60にもおよぶ国と地域を訪れ、食文化を研究。市場へ足を運び、現地の主婦やシェフから料理を学ぶなど、自身の体験を通して生み出される料理にファンが多い。

※画像提供:NHK出版


  • 書名 NHKまる得マガジンMOOK スイッチひとつでこんなにおいしい! 魚焼きグリル&炊飯器 徹底活用レシピ
  • 出版社名NHK出版
  • 出版年月日2021年11月25日
  • 定価990円(税込)
  • ISBN9784141993056

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