「すべての悩みは人間関係に起因する」と言われるように、意図せず相手を傷つけ関係をこじらせてしまったり、「あの時、ああ言えばよかった」と後悔したり、クヨクヨと悩む原因の大半は、人間関係だ。人との距離感が難しいコロナ禍では、ますますコミュニケーションの難しさを感じることが増えた人も多いのではないだろうか。
今回は、様々なシチュエーションを想定し、人間関係の悩みを乗り越えるための本を7冊紹介していく。
『アカンヒトズカン』(学研ホールディングス)
本書に登場する「アカンヒト」は、悪い人ではないが、「ちょっと面倒な人」を指す。「初対面でやらかしレディ」、「自己紹介謎めきすぎサン」、「なんかうちの子すごいのママ」など、困った人がユーモアたっぷりに紹介されている。反面教師としても参考になる。
ママ友関係や近所の人、親戚だと、離れたくても逃げられない人間関係も存在する。そんな時には、本書のアドバイスのようにうまく乗り越えていこう。
詳しくは、こちらの記事を参照。
「なんかうちの子すごいのママ」あなたの周りの「アカンヒト」とうまく付き合う処世術
アカンヒトズカンをアマゾンで見る。『優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ』(大和出版)
優しいのに自業自得なんて、そんな非情なことがあるだろうか。
本書では、仕事や恋愛、家族、友人関係において、「良かれと思ってしたことが裏目に出る」「優しくしたのに裏切られる」「舐められやすい」といった経験を持つ人が、なぜ不幸になるのかを徹底的に分析し、不幸にならずに済む方法を論理的かつ具体的にアドバイスしている。
耳が痛い話も多いが、それだけ納得できるアドバイスも多い。優しい人は、その優しさを発揮する相手と場所と機会を見極めることが大切だ。優しくしていれば幸福になれるわけではない、とズバっと切り込む1冊。
詳しくは、こちらの記事を参照。
優しい人が不幸になりやすいのは「自業自得」ってヒドくないですか?
『優しいあなたが不幸になりやすいのは世界が悪いのではなく自業自得なのだよ』をアマゾンで見る。『心理学的に正しい! 人に必ず好かれる言葉づかいの図鑑』(宝島社)
精神科医のゆうきゆうさんが監修した本では、相手に好かれるための会話術が解説されている。
例えば、結婚や出産などの幸せな報告をうけたときに「うらやましいよ」と返事をするのはNG。妬んでいると誤解されたり、バカにされていると感じさせたりしてしまうことも。こういう時には「あやかりたい」と素直に自分の幸運を喜ぶ言葉がベターだ。
あなたが相手に好かれたいと思っていても、言葉づかいが不適切だとうまく伝わらない。テクニックとして学んでおくと、いざという時に相手を喜ばせてあげられそうだ。
詳しくは、こちらの記事を参照。
『心理学的に正しい! 人に必ず好かれる言葉づかいの図鑑』をアマゾンで見る。『つよつよメンタルで人生は思い通り』(KADOKAWA)
人気パーソナルコーチの三木未希さんによる本書では、わくわくしながら自分の未来を思い描けるメンタル=つよつよメンタルの身につけ方を伝授している。
「自分事/他人事を使い分ける」「相手を自分と同じくらいかけがえのない人だと思う」「否定語を使わない」などの8つの約束事を身につけると良いという。
ピンチが降りかかった時に乗り越えられるメンタルを持てるようにしておくと、人生の切り開き方が大きく変わるに違いない。
詳しくは、こちらの記事を参照。
『つよつよメンタルで人生は思い通り』をアマゾンで見る。『コミュニケーションのもどかしさがなくなる本』(イースト・プレス)
人間関係がうまくいかない原因に、相手と自分との思考方法が異なることが挙げられるだろう。
本書では、人によって異なる思考のタイプを「論理重視」「調和重視」など6つのタイプに分け、それぞれのタイプに応じた接し方を解説していく。自分の周りの人に当てはめて読んでいくと面白そうだ。
嫌いな人は嫌いなままでも問題ない。上手に付き合える方法を身につけていこう。
詳しくは、こちらの記事を参照。
あなたは何色? 6つの「思考タイプ」診断で対人関係のストレスが劇的に減る!
『言えない 聞けない 伝わらない コミュニケーションのもどかしさがなくなる本』をアマゾンで見る。『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』(PHP研究所)
年齢を重ねてもイライラが抑えられず感情を露わにしてしまって、後悔してしまうことは多い。周囲からの印象もどんどん悪くなってしまう。
嫌な出来事が降りかかってきたときには、まず自分の感情の整理をしていこう。じっくりと自分に向き合うことで、現実での出来事に対して冷静にあっけらかんと向き合っていければラクに生活できそうだ。
詳しくは、こちらの記事を参照。
『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』をアマゾンで見る。『その気遣い、むしろ無礼になってます!』(すばる舎)
「褒められたら『私なんて...』と謙遜する」「手土産は『つまらない物ですが』と最初に渡す」など、相手のためを思った言動のつもりが、かえって無礼になることもあるという。
たしかに、相手から過剰な気遣いや謙遜をされると、申し訳なくなってしまったという経験もある。本書では、「ちょうどいい振る舞い方」を指南する。自己満足でなく、相手の負担にならないスマートな大人の気遣いを身につけよう。
詳しくは、こちらの記事を参照。
その気遣い、むしろ無礼かも。大人世代の「ちょうどよい気遣い」のコツとは?
『その気遣い、むしろ無礼になってます! 』をアマゾンで見る。話し方や振る舞い、怒りのコントロールに気持ちの整理。人間関係をスムーズにするには、さまざまな方法がある。うっかり「嫌われる人」にならないよう、気になったものから手に取ってみては。
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